玉置浩二 with 故郷楽団 ファンファーレ!!(9/20)@新潟県民会館の感想とセットリスト

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一昨日の9月20日、玉置浩二 with 故郷楽団 Concert Tour 2026 ファンファーレ!!@新潟県民会館 大ホール公演に参加しました。

※本投稿では、公演のセットリストや演出を記載します。本ツアーは21会場30公演の規模で行われます。初日を迎えていない方や、ネタバレに抵抗のある方はご注意ください。

1. 公演前の様子

公演前の会場の様子です。

この日はシルバーウィークの2日目にあたり、公演の舞台は新潟へと移りました。ツアーはこの日で13公演目を迎え、9月9日の浜松、9月10日の愛知、9月13日の金沢と続いてきた中部地方の日程は、この新潟公演をもって締めくくりとなります。全4日程にわたって展開されたこのエリアでの旅路が、ひとつの区切りとなる一日でした。

2. サポートメンバー

本公演に参加するサポートメンバーは以下の通りです。

(敬称略)
・キーボード:トオミヨウ
・ギター:秋山浩徳
・パーカッション:中北裕子
・ベース:千ヶ崎学
・ドラム:松原"マツキチ"寛
・サックス/フルート:門田"JAW"晃介
・1stバイオリン:吉田宇宙
・2ndバイオリン:白澤美佳
・ヴィオラ:舘泉礼一
・チェロ:稲本有彩

この新潟公演は、2ndバイオリンを担当する白澤美佳さんの故郷公演です。白澤さんは昨年も故郷楽団の一員としてツアーに帯同しましたが、新潟公演のシフトメンバーではありませんでした。縁の深い地で躍動するその姿には、大きな注目が集まりました。

前回、9月15日・16日に行われた大阪公演からは、三名のメンバーチェンジがありました。ベースは川崎さんから千ヶ崎さんへ、2ndバイオリンは名倉さんから白澤さんへ、ヴィオラは大辻さんから舘泉さんへと、それぞれ変更となっています。この十名で構成されるメンバーの組み合わせは、全30公演中でもこの新潟公演のみです。それぞれの個性が光るパフォーマンスからも目が離せませんでした。

3. 第一部の様子・各曲の感想

この日の座席は1階席中央下手側の端でした。弦カルテットの一部がステージ端に設置されたスピーカーに隠れてしまい、低弦の二名についてはその姿を確認することができませんでした。

定刻の17時30分、公演が幕を開けました。

1. ファンファーレ(Instrumental)

門田さんが縦笛のティンホイッスルで、ゆっくりと主旋律を奏で始めます。この瞬間、上手方向から白いライトがその姿を射抜くように放たれました。輝きに満ちた光景が広がり、公演の幕開けを鮮やかに彩りました。

2. あこがれ

打楽器のシンプルなロールから始まり、スクリーンには大自然の映像が映し出されます。

弦とピアノの合奏で本編がスタートし、途中からは門田さんのソプラノサックスがパワフルに加わって、曲を盛り立てていきました。

しかし、この曲の主役は打楽器でした。曲は、打楽器が刻む確かなリズムの余韻を残しながら進行していきました。

3. 希望の光

ステージから眩しい光が客席に向かって放射されるなか、玉置さんが登場します。玉置さんが歌い始めると、水平に向けられていたライトが垂直方向に変わり、そのシルエットを強調しました。シンセサイザーの音のみが伴奏として響くなか、重みのある歌声がしっかりと届いてきました。

曲のラストは、スクリーンに玉置さんの影が映し出されます。右手と左手を順に前に出しながらフレーズを大切そうに歌い上げると、その影もまた同じ動きを追うように映りました。

4. 海路

重厚感のある雰囲気から一転、爽やかな前奏で曲が始まります。玉置さんはハンドマイクで歌い上げ、この曲でも深みのある歌声を存分に響かせました。

サビではジェスチャーも見せました。

夢遥か 遠き空に 愛がある

のフレーズで、何かに狙いを定めたように手をまっすぐ前へと伸ばしました。

2番が終了した後の間奏では玉置さんが叫びました。バンドの演奏が一度弱まったのち、突如としてドラムとストリングスが力強く演奏を再開する、間奏の始まりです。そのスタートに合わせるように、玉置さんは激しく声を張り上げました。

最後も大きなジェスチャーを見せて、曲がフィナーレを迎えます。

成れの果て 僕を知り 愛になる

で、胸に手を当ててから前へと出す動作を見せました。このとき、骨太なドラムのリズムと、玉置さんの姿を際立たせるライティング演出が重なり、曲は締めくくられます。歌声にもシルエットにも焦点が当てられたラストとなりました。

曲後は演奏を讃えるように玉置さんがサポートメンバーへと手を向けました。そして、早くもエアハグのジェスチャーを見せました。

5. ムダな汗〜R-『★』指定

中北さんが鳥笛を吹き、ソロ演奏がスタートします。序盤はベルを可憐に鳴らし、愛でるように優しくツリーチャイムを響かせました。その後はコンガをたたみかけるように叩き、アップテンポへと移っていきます。

「ムダな汗」の「結界」パートが、ストリングスとピアノで始まると、その演奏に呼応するように玉置さんが叫びました。原曲さながらのメロディーでシャウトを決めます。同時にスクリーンには馬が疾走する映像が流れ、躍動感あふれる演出が展開されました。

その後は、物々しい雷雨の映像と音に切り替わります。ここではステージ上手のギターと打楽器が、荒々しく乱れるように演奏を繰り広げました。

曲の本編が始まると、雷雨を恵みの雨として育ったかのような、立派なサボテンが二本、スクリーンに映し出されます。玉置さんはMartin D-28Mを構え、リズミカルに歌いました。

1番のサビではダイナミックなジェスチャーも見せる玉置さん。まず、

あの正義は今どこにいるんだ
誰かのひいたレールの上にゃいない

で、レールが敷かれているかのように手を前へと出しました。続く、

網にかかったチョウチョを捕って
空へ返せと教えられたろう

では上空を指差したのち、チョウチョが舞っていくようなポーズを決めてみせました。この瞬間、白いチョウチョがスクリーンに映り、映像とタイミングがぴったりと重なる場面になりました。

2番では、門田さんのテナーサックスが玉置さんの歌声を追いかけるようにオブリガートを加えます。積極的な絡みが生む、メロディアスな演奏がとても心地よく響きました。

間奏では、玉置さんと秋山さんによるギターの掛け合いが展開されます。玉置さんはまず会場の正面を向いて弾き、その後に秋山さんと向き合いました。

曲のラストは、秋山さんに合図を送る玉置さん。秋山さんがそれに応えてギターを振り上げ、曲が終わりました。

6. 愛してんじゃない

門田さんのテナーサックスソロが、曲前の演出を彩ります。黄金色の照明が眩しくその姿を照らし出すなか、味わい深くムーディーな演奏が広がりました。そのまま流れ込むように、ピアノとのコンビネーションで前奏へと入っていきます。

玉置さんはギターをGIBSON SJ-200に持ち替えます。曲の序盤はベースとドラムが前に出た伴奏で、低音域を生かした歌声と相まって、グルーヴ感が生まれていきました。

サビでは、玉置さんが全てを解き放つように叫びます。姿勢を崩しながら叫ぶ様子には妖艶な雰囲気が漂い、特にラストサビは玉置さんの独壇場となりました。こちらの心まで揺さぶられるように、激しくシャウトを決めていました。

アウトロでは松原さんのドラムソロが始まります。隣の中北さんがドラムスティックでその姿を激しく突くまでステージは高揚感に包まれ、大いに盛り上がりました。

曲後は、曲前後の演出を飾った松原さんと門田さんの順に、玉置さんが手を向けました。両者はお辞儀をしてそれに応えました。

7. ショコラ

今度は千ヶ崎さんのベースソロが曲前に始まります。終始ゆったりとしたフレーズで、落ち着いたムードが生まれました。

そして松原さんのドラムスティックカウントを合図に、曲がスタートします。玉置さんは有線のエルヴィスマイクを持って歌いました。あっさりとした歌い方の序盤から、濃密なサビへと移り変わっていく様が秀逸です。特にサビの裏声パートで、両手でマイクを抱きかかえるように握りながら、前傾姿勢で歌う姿に胸を打たれました。叫ぶようなファルセットが、聴衆の心を掴みました。

曲後は、マイクを下手方向へと伸ばしたのち、玉置さんがマイクにキスをします。魅惑的なフィナーレとなりました。

8. MR.LONELY

秋山さんのギターソロがスタートします。ここで、ちょっとしたトラブルと思われる場面がありました。この曲で玉置さんが使うギターを、スタッフがなかなか持ってこない様子でした。秋山さんは時間を稼ぐように演奏を間延びさせました。ようやくスタッフ二名が現れ、一人が玉置さんにギターを渡し、もう一人がマイクスタンドを前方に移動させて、曲が始まりました。

玉置さんはGIBSONのシェリルを弾きながら歌います。ピアノとドラムのシンプルな伴奏のもと、ズッシリとした歌声が響きました。

ラストサビでは、玉置さんが高い歌唱力を見せつけます。

いつでも どんなと〜〜きでも〜〜

で、パワフルな地声の入りから繊細な裏声へと瞬時に切り替えてみせました。これはとても鮮やかな歌い方でした。

そして後奏では、玉置さんがマイクから離れて思い切り叫びます。ギターを右手に持ち、左手を大きく客席へと伸ばしながら、

WOW WOW…

と発声パートを歌いました。圧巻の迫力のまま曲が終了しました。

曲後は、門田さんから数えて上手側のメンバーに、玉置さんが手を向けました。ここで退場となるメンバーの健闘を讃えるような姿を見せています。

9. やせっぽちの星

トオミさんのピアノが、哀愁を帯びた音色を奏でて曲が始まります。スクリーンには二筋の星が互いを追うように流れる映像が映し出され、すぐに玉置さんの愛犬・Cherryが丘や街、浜辺から森林へと歩く動画へと移っていきました。

この曲は、玉置さんの歌声がとても感傷を帯びていました。特に、

なにもしてあげられなかったね
あんまり一緒にいられなかった

のところでは、声を詰まらせながら歌いました。最後のつぶやくような「かった」に、あまりに切実な響きが宿っていました。その直後、左手の袖口を気にしながら見つめる姿もありました。歌いながら涙がこぼれたのではないかと思われます。

その後は持ち直し、パワフルな歌声を響かせます。最後まで伸びやかに歌い上げると、客席にお辞儀をしたのち、胸に手を当てて退場しました。

後奏では、弦カルテットとピアノによる重厚なエンディングテーマが流れて曲が終了します。最後はCherryの写真がスクリーンいっぱいに映し出され、大きな感動とともに第一部が幕を閉じました。

4. 第二部の様子・各曲の感想

約20分間の休憩を挟んで、第二部が始まりました。この日はこれまでの公演と比べて、インターバルがやや短めだったように感じられました。

10. 希望の光(Instrumental)

門田さんのティンホイッスルが、突き抜けるように歌詞パートの旋律を奏でます。その後はアンサンブルへと移り、秋山さんのギター、吉田さんのバイオリンと、次々に主役が入れ替わっていきました。徐々に曲が盛り上がっていく様は壮大でした。最後はトオミさんが静かに締めくくり、第二部の序曲が幕を閉じました。

11. 花束じゃなくキミといたい

ここで玉置さんが登場します。ツアー初期と比べて衣装がボリュームアップされ、胸元にチャコールグレーのスカーフが加わったことで、より洗練された印象となりました。

玉置さんを白いライト、トオミさんを薄赤いライトが、上手方向の同じ角度から照らしています。その一方で、ステージから客席に向けては濃い紫のライトが放射され、曲が進むにつれてレーザービームが無数に交差するようになりました。

この曲はエルヴィスマイクで歌う玉置さん。トオミさんのピアノ伴奏に合わせて歌い、フレーズ間のブレスも鮮明に聴こえてくる、静かなサウンドが特徴的でした。抑えを利かせた歌声が、重厚感をもって響きました。

曲後はトオミさんに手を向ける玉置さんの姿がありました。終始一人で伴奏を担い、歌声に寄り添い続けたバンドマスターを讃えました。

12. 命の宿り

前曲の終了から間を置かず、すぐに吉田さんがスタンディングで前奏を奏でます。この曲も引き続き、玉置さんはエルヴィスマイクを手にしてのパフォーマンスでした。初期から用いていた赤のBUSCARINOは登場しませんでしたが、この姿にもまた味わいがありました。

この曲は、抑えるところと張るところで抑揚をつけた歌い方を見せる玉置さん。特に、声が伸びやかに広がっていくパートでは、マイクを大きく離しながら歌い上げました。この日、同じマイクを使った前の2曲では、マイクを大切そうに握りながら口元へ近づけて歌うシーンが多かったため、新たな一面を見た思いでした。

これまで、間奏ではギターを弾き、隣の秋山さんと顔を見合わせる姿が印象に残っていましたが、この日はギターを弾かないため、主旋律を演奏するバイオリンの吉田さんへと玉置さんは視線を向けました。吉田さんもまた玉置さんの方を向き、嬉しそうな表情を浮かべていました。

13. サーチライト

曲前、中北さんが鐘の音を五回鳴らします。これまでの公演では、この曲に向けてマイクスタンドのセットがありましたが、この日は玉置さんがそのままエルヴィスマイクを手に持ち、ステージ前方に留まりました。鐘の音が回数を重ねるごとに、玉置さんの姿が白く強く浮かび上がっていきます。玉置さんが登場してからの第二部の3曲は、いずれもエルヴィスマイクを用いた玉置さんのパフォーマンスとなりました。曲間の準備が最小限に抑えられたことで、とてもスムーズな曲の繋がりが感じられました。

前奏が始まると、オレンジのライトが強くステージから向かってきます。前奏の段階から早くも拍手が起こりました。歌が始まると、温かい照明のもとで玉置さんの優しい歌声に包まれます。1番終了後の間奏でも、拍手が沸き起こりました。

ラストサビの

サーチライトは そうなんだ
君なんだ 君なんだ

では、玉置さんが丁寧にマイクを持ち替え、右手を前に出しました。2階席から1階席へと、ゆっくり手を伸ばし続けました。

曲が終わるタイミングでは、トオミさんが手を握る終止の指揮に合わせ、玉置さんがマイクを伸ばすポーズを決めました。これまで以上に存在感を増したエルヴィスマイクが、一際輝いて見えました。

14. 熱視線

ここからホールの空気ががらりと変わります。打楽器がアップテンポなリズムを刻み始めると、観客は総立ちになりました。玉置さんはFENDERのマイケルを使用します。金色のギターが身体の前で光りました。

玉置さんも観客の熱気に応えるように、歌い上げていきます。1番の

熱い視線貫いて

で指を前へと出すと、客席から大きな歓声が上がりました。2番の

燃える恋に身を投げて

では、大胆なシャウトを決めて場を盛り立てました。

その後は打楽器のパフォーマンスを挟み、ラストサビ前のブレイク演出に入ります。演奏が止まるたびに、玉置さんは顔を手で覆い隠すミステリアスなポーズを見せました。最後は手を前に出す決めポーズを披露しました。

曲が再開してからのラストサビは、途中から観客の合唱になりました。玉置さんがステージの両サイドに移動し、両手を広げて唱和を誘います。演奏が終わると、ここでも玉置さんが目の前に手を出すポーズで締めくくり、瞬時にステージが明るくなりました。

すると、玉置さんがギターを振る動作で、もう一度フィニッシュの型が取られます。ステージは再び暗転し、打楽器が乱れ打つように響いて、ホールは大盛況のうちに締めくくられました。曲後は玉置さんがマイケルを床に置き、しばらくその熱狂に浸るように佇んでいました。

メンバー紹介

ここでメンバー紹介が始まります。再びマイケルを手に取り、玉置さんがメンバーを紹介していきました。

パーカッション:中北裕子
ドラムス:松原"マツキチ"寛
ギター:秋山浩徳
ベースギター:千ヶ崎学
サックス:門田"JAW"晃介
1stバイオリン:吉田宇宙

これまでテンポよく朗らかにメンバー紹介をしてきた玉置さんでしたが、ここで急にトーンが落ち、観客に語りかけるような呼びかけへと変わりました。

玉置さん
玉置さん

2ndバイオリン…
おばあちゃんの家がすぐそこだって
新潟市出身です
白澤美佳

観客
観客

👏👏👏

調べてみると、学生時代は会場から車で10分ほどの学校に通っていたという白澤さん。

当時の生活圏も、会場の周辺にとても近接していたのではないかと想像します。サポートメンバーを「故郷楽団」と銘打って回るこのツアー。帯同するミュージシャンそれぞれにも故郷への想いがあるように思われるなかで、玉置さんがそれをそっとアピールしたことは、とても素敵な演出になりました。

その後もメンバー紹介は続いていきます。

ヴィオラ:舘泉礼一
チェロ:稲本有彩
サウンドプロデュース&アレンジ、キーボード:トオミヨウ

トオミさんの紹介後は、玉置さんがその元へと歩み寄り、力強く両者が握手を交わしました。

15. JUNK LAND

アップテンポに曲が始まります。ツアーの途中から、玉置さんはFENDERのホイットニーを使用していましたが、この日はSCHECTERのフルアコへと戻りました。客席では手拍子が再開し、盛況が戻ってきます。

この曲は、千ヶ崎さんのベースがとても光りました。正確なビートを刻み、曲に確かなグルーヴ感を生み出していきます。

玉置さんは独特なジェスチャーを見せました。2番の

愛してる人のその前で

で両手を前に出し、何度も手招きのような動きをしたのち、最後は両手を大きく広げてみせました。

続く転調パートでは、サポートメンバーが客席に向けて大きな手拍子を送ります。演奏に入っている秋山さん、トオミさん、低弦二名を除くメンバーが、大きな動作を見せて場を盛り立てました。

ガラクタだけど 心を込めて
緑の丘で 二人で暮らそう

のパートは、玉置さんの合図で観客の合唱になりました。この日は大きく合唱を促したためか、玉置さんの「緑の丘で」の歌の戻りが、やや遅れる場面もありました。

そしてパフォーマンスは最終盤、コール&レスポンスへと移ります。この日は普段と少し異なり、裏声パートと地声パートを完全には切り分けない、ハイブリッドな形式が取られました。特に、地声が優勢になったパートで、

玉置さん
玉置さん

Yeah〜

玉置さん
玉置さん

Foo〜

といった裏声も、随所に散りばめました。

歌唱パートでは、大きくタメをつけるシーンもありました。

玉置さん
玉置さん

JUNK LANDでぇぇ〜っ

といったコールも見せ、観客を笑わせました。

最後は、特大の声量で締めくくられます。

玉置さん
玉置さん

J・U・N・K
L・A・N・D
で〜〜〜!!!

すぐに玉置さんは、観客に向けて当然のように指揮を出しました。

玉置さん
玉置さん

JUNK🫵
LAND🫵
で〜〜☝️

そして、曲を終わらせる指揮を千ヶ崎さんへと合図した玉置さん。千ヶ崎さんがそれに応えてベースギターを振り下ろし、曲がフィニッシュを迎えました。曲後は、玉置さんと千ヶ崎さんがグータッチを決めてみせました。

16. 田園

ノリの良い曲調で、代表曲が始まります。この瞬間、弦カルテットのメンバーが綺麗に立ち上がりました。Aメロが始まると、吉田さんを筆頭に客席の手拍子を煽っていきます。吉田さんはこの時点で早くも、ストリングス隊が乗った台の最も端まで進出していました。

玉置さんは、フィンガーボードに

D・E・N・E・N

とインレイされたMartin D-45Sを使用しました。

※リンク先と写真のギターは、本ギターのモチーフとなったモデルです。

手拍子が鳴り響くホールで、玉置さんはテンポよく歌い上げていきます。サビは

愛はここにある 新潟にいがたにある

とアレンジされ、大きな盛り上がりを見せました。

2番では、吉田さんと門田さんが激しく楽器の掛け合いを繰り広げます。互いに競い合うような演奏が続き、もはやせめぎ合いともいえるこのシーンは、最後の最後まで展開されました。打楽器のロールがエンディングを告げるなかでも両者は向き合い、激しい演奏のまま曲を締めくくりました。

17. ファンファーレ

門田さんのティンホイッスルが心地よく響き、曲が始まります。一気にその世界へと引き込まれていくような旋律が広がりました。スクリーンには本ツアーの疾走感あるロゴが映し出され、少しずつ鮮明なイラストへと変わっていきます。

玉置さんは、ストラップに白い装飾が施されたフルアコを肩からかけました。曲がアップテンポに転じると、一瞬にしてホールの熱気が膨らみ、手拍子が起こって進行していきます。

サビ前、

そのまま生きていきなさい 行きなさい

から、サビ

失ったモノ達が "心"を紡いでくれるから

へと向かっていく繋ぎでは、これまでとはライティング演出に変化がありました。最後、スピードを上げていく三連発のリズムに合わせて、点滅を繰り返すメリハリのある演出になっていました。

間奏や後奏では、玉置さんのシャウトがダイナミックに放たれます。ステージを左右に移動しながらも、何度もマイクへと戻って叫びました。アウトロの最終盤では、結くんに見立てて手をフリフリする動作も見せ、ホールに一体感を生み出しました。

曲後はサポートメンバーが立ち上がり、客席からはしばらく拍手が注がれ続けました。まもなくスタッフがステージに現れ、青のBUSCARINOを玉置さんに手渡しました。

18. メロディー

ピアノの演奏で曲がスタートします。玉置さんは右手でマイクを持ち、左手でギターのネックをしっかりと握る姿勢で歌い始めました。静かな空間に、息づかいまで鮮明に届く贅沢な歌声が響きました。

ラストサビは、伸びやかなロングトーンが広がっていきます。豊かな声量の歌声が胸に迫ってきました。最後は

あの歌は心から聞こえてるよ

を、冒頭と同じ姿勢で歌い、曲が終了しました。このパート、最近はギターを弾かず、完全な無伴奏で歌うことが多いように見受けられます。

曲後はサポートメンバーがステージ前方へと移動します。玉置さんもギターを置いてその列に加わりました。その並び順は以下の通りです。

(下手から)
Vc.稲本さん
Va.舘泉さん
Vn.白澤さん
Vn.吉田さん
Key.トオミさん
Vo.玉置さん
Sax.Fl.門田さん
Ba.千ヶ崎さん
Gt.秋山さん
Perc.中北さん
Dr.松原さん

この日は、玉置さんが隣のトオミさんと談笑するシーンがよく目立ちました。

まず全員で礼をします。その後、稲本さんからトオミさんまで下手側のメンバーが礼をし、門田さんから松原さんまで上手側のメンバーが礼をしました。そして最後は、玉置さんの合図で全員が両隣のメンバーと手を握り合い、その手を上げるポーズを決めました。

ここでメンバーが下手側へと退場していきます。玉置さんもそのまま退場していきました。

依然として拍手が続くホール。すると場内の明かりが一気に消え、コンサート開始時からステージに置かれていたF.C.G.Rのシロを、ピンライトが照らす演出が始まりました。客席からは、一段と拍手が高まります。

暗闇のなか、サポートメンバーが再び入場します。全員がポジションにつくと、曲が始まりました。

5. アンコールの様子

Ec1. じれったい

打楽器のリズムで曲がスタートします。この途中で、玉置さんも姿を見せました。シロを手に取り、スタンドの前へと移動します。

赤や緑など、激しい照明演出が繰り広げられるなか、曲が進んでいきます。玉置さんはサビで歌詞をアレンジし、大サービスを見せました。1番は、

じれったい 心を溶かして
じれったい 体も溶かして
もっと もっと新潟にいがたを知りたい

と歌い上げ、客席を沸かせました。

2番では、

止まらない ふたりの続きを
止まらない 新潟県民ホールの夜を
ずっと 夢を見せて

と歌いました。そしてラストサビも、

終わらない ふたりの続きを
終わらない 夜まで続けて
ずっと 夢を見せて

のパートで何かアレンジをしようとしたものの、歌詞が思いつかなかったのか、フェイクで上手く乗り切る場面がありました。

曲が終わると、サポートメンバーが退場し、玉置さんが一人ステージに残ります。今度は青のBUSCARINOを手に取り、前方へと移動しました。調弦して曲が始まろうとしますが、客席からの歓声が優勢でした。

※以降、実際の発言および演出とは前後関係や細かなニュアンスが異なる場合があります。あくまで参考程度にご覧ください。

観客
観客

おめでとう!

玉置さん
玉置さん

誕生日?
ありがとう!

そして、玉置さんのギター音から合唱が始まりました。

Ec2. Happy Birthday to You

Happy birthday to you,
Happy birthday to you,
Happy birthday dear 玉置さん,
Happy birthday to you.

ここでスクリーンには、

HAPPY
Birthday

とメッセージが映し出されました。

観客
観客

👏👏👏

玉置さんが話し始めます。

玉置さん
玉置さん

大分経ったけど…笑
誕生日強化月間です

玉置さん
玉置さん

新潟は雨大丈夫?

玉置さん
玉置さん

昨日、ASKAのコンサート行ってきた
初日で、八王子
八王子遠くて…笑
新潟の方が近い…笑

観客
観客

笑笑

玉置さん
玉置さん

アイツは音銀河やってて、
俺は命の宿りをやってる

Ec3. 音銀河

弾き語りで曲が始まります。

か細い足で行くのか どこまで歩いて行くのか
(ASKAの歌い方を真似する玉置さん)
重い荷物をずっと背負いながら
吹き抜けの小窓に浮かぶ 茨の十字架見上げた
瞳閉じてそっと 柱時計の針を重ねた
玉置さん
玉置さん

弾き語りでやらないからね…笑

未来のそばでこの声枯らして
僕らは何を歌えばいいのか
心のドアを思い切り叩いて愛を歌えばいいのさ

いつもこの世は愛しかないから
観客
観客

👏👏👏

ASKAさんの真似を交えながら歌い上げました。粘り気のある声質が、ASKAさんのそれととてもよく似ていました。また、サビはとてもパワフルに歌い上げ、迫力ある歌声に心を奪われました。

ここで観客にリクエストをする玉置さん。

玉置さん
玉置さん

何やってほしい?

観客
観客

与作!

玉置さん
玉置さん

与作か〜
北島三郎さんの…
先輩です

Ec4. 与作

与作は木をきる
(玉置さん)ヘイヘイホー
(観客)ヘイヘイホー
こだまはかえるよ
(玉置さん)ヘイヘイホー
(観客)ヘイヘイホー

女房ははたを織る
(玉置さん)トントントン
(観客)トントントン
気だてのいい嫁だよ
(玉置さん)トントントン
(観客)トントントン
与作与作 もう日が暮れる
与作与作 女房が呼んでいる
観客
観客

👏👏👏

玉置さんと観客の息の合った掛け合いが展開されました。観客の合いの手も揃っており、心地よい一体感が生まれました。サビパートは玉置さんの独壇場となり、こぶしを利かせた演歌節に、玉置さんの引き出しの豊かさをまざまざと感じさせられました。

すると、玉置さんがステージ最前列下手寄りの女性観客に話しかけ、着用したTシャツに言及し始めます。

玉置さん
玉置さん

これがさっきから気になってて…
馬のイラストが
午年?
これ、ピンライト向けられるのかな?

観客女性
観客女性

\💡/

観客
観客

👏👏👏

玉置さん
玉置さん

午年の女性は…
あ、こういうこと言っちゃいけないんだ

観客
観客

笑笑

玉置さん
玉置さん

還暦ですか
おめでとうございます

Ec5. 傘がない

次の曲も始まりました。

都会では自殺する若者が増えている
今朝来た新聞の片隅に書いてい
※「いた」が正確な歌詞です。

客席で一緒に歌っていた目の前の観客の方が正しいというように、玉置さんがアピールします。

玉置さん
玉置さん

(客席を指差しながら)
た・た・た

観客
観客

笑笑

(手を前に出して歌う玉置さん)
(感嘆の声を上げる観客)

だけども問題は今日の雨
傘がない
行かなくちゃ君に逢いに行かなくちゃ
君の家に行かなくちゃ
玉置さん
玉置さん

この辺から歌詞が…

観客
観客

笑笑

雨にぬれ
つめたい雨が僕の目の中に降る
君の事以外は何も見えなくなるそれはいい事だろう?
行かなくちゃ君に逢いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ傘がない
・・・

最後は玉置さんがギターを激しくかき鳴らし、曲が幕を閉じました。パワフルな歌声と相まって、鬼気迫るような空気感が漂いました。

観客
観客

👏👏👏

玉置さん
玉置さん

人の曲の方が良いね

観客
観客

笑笑

観客
観客

夢のつづき!

Ec6. 夢のつづき

玉置さん
玉置さん

俺が作った曲だ
コードが分からない…笑

そして歌い始めます。

夢のつづきは…

歌詞が出てこなかったのか、冒頭のワンフレーズを歌って終了しました。

玉置さん
玉置さん

傘はないはできるのに…笑
与作すごかったね
へいへいほーって

玉置さん
玉置さん

何か聞きたいことはありますか?
自分から話すことはないんですけど…笑

観客から曲のリクエストが飛び交います。

観客
観客

恋の予感!

観客
観客

夏の終りのハーモニー!

観客
観客

なにもない海へ!

玉置さん
玉置さん

お、なにもない海へ

Ec7. なにもない海へ

玉置さん
玉置さん

これも俺が作った曲

なにもなにもない海へ
向かい風の中も進んでみないか
(以降のメロディーをハミング)
玉置さん
玉置さん

もうこのままやっていい?
ここに泊まるか…笑

観客
観客

やってほしい!

玉置さん
玉置さん

明日帰るから…笑
次は?

観客
観客

君がいないから!

玉置さん
玉置さん

君がいないから、トオミくんとやった
(下手端に手を向けて)
トオミくん、来れる?

観客
観客

👏👏👏👏

Ec8. 君がいないから

トオミさんはステージに再登場せず、玉置さんが前奏をハミングして曲が始まりました。

生まれて来た時僕らは泣くことしかできずに
見つめることも 歩くことも生きてるということも
何もわからずにそれでも 何かに包まれていた
長い旅を終えるかのように 眠っている間に
いつか君に逢いたくなってそれが何かわかるだろう
観客
観客

おぉぉお〜⤴︎

玉置さん
玉置さん

そう、おぉぉお〜⤴︎

観客
観客

笑笑

愛だけしかない それしかないのに
君がいないから
玉置さん
玉置さん

大丈夫?
メンバーがみんなあそこで見てるんだけど、
今日帰らないといけないから
このまま俺がやってると帰れない

玉置さん
玉置さん

(ギターをスタンドに置く)

玉置さん
玉置さん

みんなで歌おう

Ec9. 夏の終りのハーモニー

観客との合唱形式でスタートします。

今日のささやきと昨日の争う声が
ふたりだけの恋のハーモニー

途中まで歌ったところで、玉置さんが再び話し始めます。

玉置さん
玉置さん

これやってみたかったんだ
陽水さんのところは陽水さん
玉置浩二のところは玉置浩二
行ったり入ったりして好きな方を歌って
それで、2階だけの人とか言うから…

今日のささやきと
玉置さん
玉置さん

俺少ない…笑

観客
観客

笑笑

昨日の争う声が
ふたりだけの恋のハーモニー
玉置さん
玉置さん

2階の人だけ

夢もあこがれもどこか違ってるけど
それが僕と君のハーモニー
玉置さん
玉置さん

1階の人だけ

夜空をたださまようだけ
誰よりもあなたが好きだから
玉置さん
玉置さん

全員で

素敵な夢あこがれを
いつまでもずっと忘れずに
観客
観客

👏👏👏👏👏

玉置さん
玉置さん

ありがとう!

玉置さん
玉置さん

(下手に退場)

濃密なアンコールの演出とともに、コンサートは幕を閉じました。

6. セットリスト

玉置浩二 with 故郷楽団
Concert Tour 2026
ファンファーレ!!
9月20日
新潟県民会館 大ホール
セットリスト

【一部】
1. ファンファーレ(Instrumental)
2. あこがれ(Instrumental)
3. 希望の光
4. 海路
5. ムダな汗(Instrumental)〜R-『★』指定
6. 愛してんじゃない
7. ショコラ
8. MR.LONELY
9. やせっぽちの星
【二部】
10. 希望の光(Instrumental)
11. 花束じゃなくキミといたい
12. 命の宿り
13. サーチライト
14. 熱視線
〜メンバー紹介〜
15. JUNK LAND
16. 田園
17. ファンファーレ
18. メロディー
【アンコール】
Ec1. じれったい
Ec2. Happy Birthday to You
Ec3. 音銀河
Ec4. 与作
Ec5. 傘がない
Ec6. 夢のつづき
Ec7. なにもない海へ
Ec8. 君がいないから
Ec9. 夏の終りのハーモニー

7. 公演後の様子

公演後の会場の様子です。

新潟公演も、特別感あふれる演出が繰り広げられた一夜となりました。今年はツアー初期から、アンコールが長めに設けられ、それぞれの会場で違った演出が展開されています。これからも、各公演でどのような瞬間が生まれるのか、目が離せません。

こばかず

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