【祝!誕生祭】玉置浩二 Resume ~レジューム新たな始まり(9/14)@宇都宮市文化会館の感想とセットリスト

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一昨日の9月14日、玉置浩二 Concert Tour 2024 Resume ~レジューム 新たな始まり@宇都宮市文化会館公演に参加しました。

※本投稿では、公演のセットリストや演出を記載します。本ツアーは27会場36公演の規模で行われます。初日を迎えていない方や、ネタバレに抵抗のある方はご注意ください。

1. 公演前の様子

公演前の会場の様子です。

この日は、サポートメンバーが新たな組み合わせになりました。

ここまで、初日から13公演連続で帯同していたチェロの稲本さんに代わり、広田さんがツアー初参加。その広田さんは、ベースの川崎さん、管楽器の武嶋さんとこの日限りの共演になりました。また、ストリングスの低弦チームが亀井さんと広田さんの2人で構成されるのも本公演のみといった、非常にレアなフォーメーションが敷かれました。

そして、もう1つ見逃せないポイントが、玉置さんが前日の9/13に66歳の誕生日を迎えてから、初のコンサートである点です。誕生日前日の9/12@山形公演では、公演前にサポートメンバー・スタッフから祝福を受けた様子が青田さんのInstagramに投稿されていました。

2. 公演中の様子・各曲の感想

この日の座席は、1階席真正面の中央でした。札幌公演に引き続き、全体がしっかりと見渡せる良席でした。

定刻の17時30分ピッタリに客電が暗転。ステージ下手からサポートメンバーが下手から入場してコンサートが始まります。

1. あこがれ

トオミさんがメンバーに向けて大きくうなずく合図で曲が始まります。序盤はトオミさんのピアノとストリングスの演奏がよく聞こえてきます。

中盤からは、武嶋さんの演奏するフルートがよく目立つ展開に変化。綺麗な高音が響き渡りました。

2. 星になりたい

秋山さんが演奏するアコースティックギターで前奏が始まります。途中からヴィオラの亀井さん、チェロの広田さんによる低弦音が演奏に加わり、やがてバイオリンの音も入る構成。ここで玉置さんが登場して歌が始まります。

この曲は、ほんの一瞬、フレーズの間で演奏が止まる箇所が2つあります。以下の(※)部分です。

①僕のこと(※)どこまでも 信じてるって
②君だけの(※)君だけの 星になるって

ここにメンバー全員の阿吽の呼吸を感じて、とても好きなポイントになりました。また、演奏再開時にライブならではの迫力を感じました。

ラストは、

いつの日も変わらない
君だけの・・・(※)星に

(※)で玉置さんがトオミさんを向いて、首を振るジェスチャーが演奏再開の合図。ここでも高いチームワークを感じました。

その後の後奏では、玉置さんが口笛を吹いて曲が終了します。

3. キラキラ ニコニコ

少しずつ盛り上がっていく前奏で曲がスタート。ここで武嶋さんを見ると、サックスを演奏していました。その後、素早く楽器をフルートに持ち替えて、原作では口笛の音が表現しているパートの主旋律を演奏します。この部分、佐野さんはハーモニカ、武嶋さんはフルートでその音を演奏しているため、参加メンバーによるサウンドの違いがよく表れます。玉置さんの歌が始まってからは、再びサックスに楽器を持ち替えていました。

この曲は、各メンバーの演奏がよく目立った後に、玉置さんの歌へ入るシーンが多いことが印象に残りました。

①僕が君の輝く星になる
(※1)Yeah〜 Oh〜
②君の笑顔におはよう おはよう
(※2)(全力)全力で笑って
③君の涙の中には いつも僕がいる
(※3)だからどんなときも

(※1)武嶋さんのサックス演奏後に、玉置さんのフェイクが開始。
(※2)秋山さんのアコギ演奏後に、玉置さんの歌唱が開始。
(※3)川崎さんのベース演奏後に、玉置さんの歌唱が開始。

その楽器演奏者も満遍なく選任されており、よく工夫された編曲を感じました。

この曲もラストは、

キラ/キラ/ニコ/ニコ・・・だね…

で、玉置さんがトオミさんの方を向き、二言ごとにうなずいて演奏の呼吸を合わせる合図を送り、歌唱パートが終了します。

アカペラで「だね…」を歌い終えると、大きな間を空けてから中北さんの大きな打楽器音で後奏が開始。その序盤では地声でフェイクを歌い、終盤になり演奏が小さくなるにつれて繊細な裏声を合わせる玉置さんの姿がありました。

4. 出逢い

この曲は、同じフレーズの中で抑揚をつけた玉置さんの歌い方が印象に残りました。

そばにいなくて
あなたに伝えたい
あなたに出逢え
いつまでも いつまでも 忘れない

区切りのところでタメを作り、力強い歌声からソフトな歌声へ瞬時に切り替え。とてもメリハリのある歌い方でした。

④の後は、

あなたを愛し…てる

をアカペラで歌い、その後の間奏をストリングスが担当。そのまま伴奏がある中を、

覚えていますか 今でもあの歌を

で曲が終了します。

5. 瞳の中の虹

暗いステージに白と緑の照明が当たり、鳥の鳴き声が聞こえる曲前演出。そこからライトがオレンジになり、秋山さんのアコギで曲が始まります。

1番の始めは、そのまま秋山さんのギター演奏に合わせて玉置さんが歌う形。照明も2人を強調して進行します。1番のサビからは、ストリングスの最も左に位置する広田さんのチェロ演奏が加わります。ここでライトも広田さんを照らして、3人のハーモニーでしばらく曲が展開されていきます。

2番に入ると広田さんの演奏音が大きくなり、重厚な低音がよく響くようになります。広田さんはこの日がツアー初参加で、その演奏に注目していた関係か、どことなくいつもよりもチェロの演奏音が大きいように感じました。

2番終了後の間奏から、バイオリンとヴィオラも演奏に加入。今度は高い演奏音が目立つようになりました。その後は、

ずっと(ずっと…)(ずっと……)

と玉置さんの歌声を反響させる演出。続く最後の節を歌い終えると、後奏もストリングスが演奏して曲が終了します。

6. 明かりの灯るところへ

白いライトがストリングス4人を照らして、曲前の演奏が入ります。その後、トオミさんのピアノで前奏が開始。序盤はピアノとベースの音が主体になって進行します。玉置さんの歌声は、第一声の

外は激しい雨と北風が続く

からとてもパワフルに感じました。サビからはストリングスの音が少しずつ入り、その後の間奏は武嶋さんのソプラノサックス?が担当。徐々に演奏楽器が増えていきます。

2番は各楽器の音が大きくなり、武嶋さんが演奏するソプラノサックスの助奏がところどころで玉置さんの歌声に重なるハーモニーを生み出しました。ストリングスの演奏もよく目立つようになり、1番とは違った雰囲気で曲が進んでいきました。

2番終了後の間奏も武嶋さんが演奏をして迎えるラストサビでは、さらに各楽器音が大きくなり、劇的なラストに向かっていきます。これらの感動的な各楽器音の展開と玉置さんの歌声は、我々を

明かりの灯るところへ

導くような感覚になりました。

7. aibo

前奏を武嶋さんの縦笛が演奏。あの楽器はクラリネットでしょうか。前曲のソプラノサックス?とは、楽器の形状や音色が違うように感じました。

この曲は、2番のサビ前にちょっとしたアレンジを入れて歌う場面がありました。

それで充分だったね
Yeah〜 Ah〜
あのとき一緒になって何見てた

Yeah〜」という声を入れていました。2番が終わった後の間奏は、秋山さんのエレキギターと武嶋さんの縦笛が演奏。両楽器で主旋律を奏でるハーモニーがありました。

続くラストサビは、

泣いたりしてないよね〜ええぇぇ〜

でビブラートを入れた綺麗な玉置さんの裏声。マイクを徐々に離しながらも全くブレない歌声がありました。

8. ぼくらは…

ピアノの曲前演奏でスタート。その間、玉置さんが後方のテーブルでタオルを持ってリフレッシュしているところで、客席に背を向けたまま演奏に合わせてフェイクを入れていたのが印象的でした。

Hey〜

といった歌声が複数回聴こえてきました。

その後は無伴奏の中、自由にアドリブを入れるフェイクタイムに突入。この演出、公演を追うごとに少しずつその尺が長くなっているように感じます。なお、これまで参加した中では、旭川公演はダントツの長さでした。そこから、

ぼくらは…

の歌声で歌唱が始まりますが、冒頭で歌詞を間違えるシーンがありました。本来、

ぼくらは 君と手を取り 歩いて行くのでしょう

のところ、

ぼくらは 君と交わした 歩いて行くのでしょう

と歌っていました。ここで、トオミさんの方を向いて苦笑いをする玉置さんの姿を確認しました。

やはり圧巻は、歌唱パート終了後の後奏に合わせたフェイクでした。暗いステージに白いライトが玉置さん1人を照らす中、力強いシャウトが会場に響き渡ります。①から③の流れで展開される鋭い高音域の演奏音に合わせて、玉置さんのフェイクがミックスされました。

①武嶋さんのサックス
②秋山さんのエレキギター
③両楽器のハーモニー

③に差し掛かったタイミングで玉置さんがステージ右奥に退場。「あとは任せた」と言わんばかりに左手でサポートメンバーへ手を向け、マイクを持ったままステージを後にしました。その後もメンバーによる豪華な後奏が続き、第一部が終了します。

9. なにもない海へ

20分の休憩後、サポートメンバーによるインストゥルメンタル曲で第二部が始まります。

①トオミさんのピアノ
②全員の演奏
③武嶋さんのフルートとストリングスの演奏
④全員の演奏
⑤中北さんのパーカッションと秋山さんのアコースティックギター演奏
⑥全員の演奏

ここでも、佐野さんのハーモニカと武嶋さんのフルートによる違いを確認しました。まとめてみると、佐野さんがハーモニカでその音を奏でていたパートは、武嶋さんの参加公演はフルートで演奏されていることが分かります。

①星になりたい:1番終了時の間奏
②キラキラ ニコニコ:前奏
③第二部インスト曲:演奏

門田さんの参加公演でその音がどう表現されるかも注目だと思います。

曲の前奏を秋山さんのエレキギターが演奏して、曲がスタート。その中を玉置さんが登場します。第二部の本編が始まりました。

この日も、語尾の音程を下げて歌うアレンジをしていました。

①だけどこの胸に 荒ぶるあの波の音
 消せやしないだろう〜おぉ〜⤵︎
②上手くいかないことだって
 逃げてばかりはいられない〜いぃ〜⤵︎

特に①は音程変化に合わせて、体勢を崩すところも確認。自然体で歌う玉置さんの姿がありました。

右手を大きく広げて前に出し、風を遮るような動作をする

向かい風の中も 進んでみないか

では、これまでとやや異なる動きをしていました。最初に左手を前へ出し、歌いながらマイクを左手に持ち替えて右手を前に出していました。

曲の終了後は、マイクを右手に持ったままトオミさんの方向に突き出すポーズをする玉置さん。

今よりもっと向こうへ/ここから向こうへ

といった歌詞にピッタリで、また本ツアータイトルの

Resume 〜レジューム 新たな始まり

を想起させる動きでした。

10. サーチライト

中北さんが発する

1・2・3

のかけ声で曲がスタート。チェロの重低音が響く中、トオミさんのピアノ演奏で前奏が始まります。

序盤は秋山さんのギターがよく聴こえる演奏に合わせて玉置さんが歌う形。軽快なアコギの伴奏と玉置さんの優しい歌声によるハーモニーがありました。

1番終了後には大きな拍手が起こると、ここで玉置さんが胸に手を添えてお辞儀をしました。関東公演では、ここで拍手が起こることが多いような気がします。

2番からラストサビに向かう

サーチライトはそうなんだ
君なんだ 君なんだ

では、やはり2階席右側→左側→1階席左側→右側に右手をかざしていく形。大きなジェスチャーで会場を包み込みました。

〜メンバー紹介〜

ここでメンバー紹介です。ステージ上手側のメンバーから順番に、玉置さんが楽器と名前を呼んでいきます。

パーカッション・中北裕子
サックス・武嶋聡(※1)
ベースギター・川崎哲平
ギター・秋山浩徳
1stバイオリン・藤堂昌彦
2ndバイオリン・森本安弘
ヴィオラ・亀井友莉
チェロ・広田勇樹
サウンドプロデュース&アレンジ、キーボード・トオミヨウ(※2)

(※1)8/24@水戸公演では「サックス&フルート・武嶋聡」と呼んでいましたが、この日は「サックス」のみでした。
(※2)紹介後、玉置さんがトオミさんの方に向かって歩み寄り、固い握手をしていました。

その後、左側のメンバーから順にサーっと右手を伸ばし、次に右側のメンバーから順にサーっと左手を伸ばしてメンバー紹介が終わります。最近はここで

故郷楽団、故郷楽団

と言わないのがこれまでからの変化点でしょうか。

11. 悲しみにさよなら

玉置さんの、

悲しみに〜さよなら〜

といった歌声で曲がスタート。ここで大きな拍手が起こっていたのが印象的でした。続けて、

泣かないでひとりで
ほゝえんで見つめて
あなたのそばにいるから

からは、中北さんの手拍子に合わせて観客の手拍子も起こる中を曲が進行しました。

2番のサビラストを、

愛を〜世界の平和の〜ために

で締めくくると、大きな拍手が発生。その後は観客との合唱になりますが、珍しいポイントで合唱が始まりました。

(玉置さんが5割くらいの力で歌う)
泣かないでひとりで
(↓ここから合唱↓)
ほゝえんで見つめて
あなたのそばにいるから
悲しみにさよなら
ほゝえんでさよなら

(↑ここまで合唱↑)
ひとりじゃないさ

ワンフレーズを1人で歌ってから合唱に切り替え。おそらく、この部分を観客の合唱にするか、玉置さんの独唱にするかは、その時々で客席の盛況具合を見て判断していると思います。この日は序盤から手拍子で沸く中を曲が進行したため、合唱になると予想しましたが、このタイミングで転換されるとは思いませんでした。

12. JUNK LAND

玉置さんがステージ後方にあるマイクスタンドを前に持ってきてマイクを設置し、ギターを左肩にかけて曲がスタート。その前奏で多くの観客が立ち上がり、手拍子の中をダイナミックに曲が進行しました。

1週間前の9/8@札幌公演2日目で見た、ラストを飾る玉置さんの長いフェイクはなく、いつも通りのシンプルな形で曲が終了に向かっていきました。最後は、

JUNK LANDで〜

を歌うと、マイクスタンドから右側に離れていき、右手を突き出す合図で歌い終わり。非常に盛り上がりました。

13. 田園

玉置さんがギターを入れ替えて曲がスタート。この曲も盛り上がりの中を曲が進んでいきます。地名を入れたアレンジが入る1番サビのラストは、

愛はここにある 宇都宮にある

でした。その後の間奏が、これまでと歌い方が異なっていました。いつもは音程にアレンジを加えて歌っていましたが、この日は原作と同様のメロディーで歌っていました。

2番からは、武嶋さんによるサックスの演奏がところどころに入り、曲を彩ります。先ほど「佐野さんの参加日にハーモニカを演奏するパートは、武嶋さんがフルートを演奏している」と書きましたが、佐野さんがトロンボーンを演奏するパートは、武嶋さんがサックスを演奏することが多いと思いました。

①キラキラ ニコニコ:前奏・歌唱パート
②ぼくらは…:後奏
③JUNK LAND:歌唱パート
④田園:2番

最後まで大熱狂で曲が進行し、

みんなここにいる 愛はどこへも行かない

では、玉置さんの後ろに位置する秋山さん・川崎さんも大きく手を上げて後奏へ。曲終了時にはステージ上手側に移動し、ギターのネックを下ろす動作をサポートメンバーに見せて終了の合図を出していました。その直後にギターを肩から外し、客席に向けて掲げる姿も確認しました。

その後、ギターをステージ後方に置き、メンバーがその場で起立します。ここで、以下の順番で衣装を直す玉置さん。

①シャツの裾を下にビシッと引っ張る
②ベストの裾を下にビシッと引っ張る
③アウターの裾を下にビシッと引っ張る

しばらく経ち、ステージが暗転すると客席から大きな声が聞こえてきました。

観客女性
観客女性

誕生日おめでとう〜!

玉置さん
玉置さん

(指を指しながらニコニコしてお辞儀)

すると、玉置さんがサポートメンバーに自ら指揮をして、非常にゆっくりなペースで合唱曲が始まりました。

14. Happy Birthday to You(合唱)

(前奏)
ハッピー バースデートゥー ユー(※1)
ハッピー バースデイ トゥー ユー
(※2)
ハッピー バースデイ ディア(※3)玉置さん
(大きな間を空けて)
ハッピー バースデイ トゥー ユー
(後奏)
(トオミさんが右手を握って終了)

(※1)玉置さんが自分に向けて指を差していました。
(※2)今度は客席に向けて指を差していました。
(※3)ここはみんな「玉置さん」と言っているように聴こえました。

曲が終わると、観客から大歓声が起こりました。それに玉置さんがお辞儀をして応えていました。続いて、テーブルに置かれたマイクを再び持って曲が始まります。

15. メロディー

トオミさんによるピアノの前演奏でスタート。

あんなにも好きだった君がいたこの町に

ここで拍手が起こりました。

ここ最近は語りかけるような歌い方が目立った1番サビの、

メ〜ロディ〜 泣きながら〜〜〜

は強いロングトーンでした。この部分も観客の様子を見て歌い分けたりしているのかな、と思ったりもしました。

2番からは、パーカッションをはじめとするその他の楽器演奏も入って曲が進行。サウンドに厚みが生まれます。2番終了後の間奏を武嶋さんのソプラノサックスが演奏すると、今度は伴奏がピアノのみで静まる中をラストサビが進んでいきます。

メ〜ロディ〜 泣かないで〜〜〜〜〜

を胸の位置までマイクを離した迫力のあるロングトーンで歌うと、ラストの

あの歌は心から聞こえてるよ

をアカペラで歌い、その後にストリングスの後奏が流れて終了します。

16. 夏の終りのハーモニー

トオミさんのピアノの前奏が始まると、ここでも拍手が起こりました。序盤はピアノの伴奏下で歌う玉置さん。それが、

夢もあこがれも どこか違ってるけど

からはバイオリンの演奏が入り、その高い音がよく目立つようになります。

1番サビの、

いつまでもずっと 忘れずに〜〜〜

のトーンは、そこまで伸ばしていなかったように見えました。その後の間奏は、秋山さんのエレキギターが担当。ここにロックな曲調を感じました。

2番は、よりストリングスの演奏が目を引く伴奏で玉置さんが歌います。やはり、

今夜のお別れに 最後の2人の歌は
夏の夜を飾るハーモニー

のアレンジはありませんでした。

ラストサビの、

真夏の〜おぉ〜⤴︎

では、身体をのけ反りながら歌う玉置さん。その声量と体勢に迫力を感じました。最後は、

いつまでもずっと 忘れずに〜〜〜〜〜

のロングトーンで曲が終了しました。

曲後、メンバーがステージ前方に一列で並びます。その順番は席次と同じで以下の通りでした。

(客席から見て左から)
広田さん
亀井さん
森本さん
藤堂さん
トオミさん
玉置さん
秋山さん
川崎さん
武嶋さん
中北さん

ここで、全員で並んでいるときにエアハグを2回する玉置さんの姿がありました。このタイミングでこの動きをするのは珍しいと思いました。続いてサポートメンバーが下手に退場し、玉置さんが1人でステージに残ります。その後も拍手が続く会場。すると、玉置さんがアクションを起こします。

3. アンコール

玉置さん
玉置さん

(両手のアームカバーをまくり上げる)

玉置さん
玉置さん

(素手になった両手を何度もモミモミする)

玉置さん
玉置さん

(後ろからギターを持ち、肩にかける)

玉置さん
玉置さん

(肩にかけると、左手を横に出して「シャキーン」とポーズを決める)

玉置さん
玉置さん

(マイクスタンドを後ろから前に置く)

玉置さん
玉置さん

(無声でギターを弾き始める)

玉置さん
玉置さん

(忘れたのか、テーブルにマイクを取りに行く)

玉置さん
玉置さん

(ゆ〜〜〜っくりとスタンドに設置する)

観客
観客

笑笑

玉置さん
玉置さん

(「ジャカジャン」と激しくギターを弾く)

続いて、玉置さんが1人で歌い始めます。

もっと勝手に恋したり もっとキスを楽しんだり
忘れそうな想い出を そっと抱いているより
忘れてしまえば

(ここから合唱)
(※1)今以上 それ以上 愛されるのに
あなたはその透き通った瞳のままで
(※2)あの消えそうに燃えそうなワインレッドの
(※2)心を持つあなたの願いが叶うのに

(※1)玉置さんが客席に手を向ける動作で、サビから合唱になりました。ここで客電も点いたのが印象的でした。
(※2)ここで玉置さんの歌声も入り、始まりのポイントを知らせていました。

玉置さん
玉置さん

(曲後に2度叫ぶ)

観客
観客

\拍手/\歓声/

続いて、低音のギター演奏から次曲の合唱が始まります。

なぜ なぜ あなたは 綺麗になりたいの
その目を 誰もが見つめてくれないの
夜は気ままに あなたを踊らせるだけ
恋の予感が ただ(※3)駆け抜けるだけ

(※3)ここで玉置さんが右手を上げ、歌が強くなる点を強調していました。

観客
観客

\拍手/\歓声/

そのまま次の曲も合唱で始まります。

玉置さん
玉置さん

(激しくギターを弾く)

(前奏のメロディーを玉置さんが発声)
分からずやの濡れた唇で(※4)
死にたいほど胸に火をつけて
甘いキスで上手く逃げたね(※5)
腕の中に閉じ込めたいのに
じれったい 心を溶かして
じれったい 身体も溶かして
もっと もっと知りたい
Baby Baby Baby 心を燃やして
(※6)Ah〜 Baby 全てを燃やして
もっと もっと
(※7)し〜〜り〜〜た〜〜〜〜〜い

(※4)顔をマイクの横にズラして観客を見ることで、英語パートの合いの手を歌うように促していました。
(※5)動きは(※4)と同様ですが、ここで玉置さんのギター演奏が一旦止まりました。そのため、観客の合唱音がよく聴こえました。
(※6)ここでもギター演奏を止めて、過激になる歌声を観客から引き出していました。
(※7)非常に長く伸ばして歌うアレンジがありました。

玉置さん
玉置さん

(曲後に1度叫ぶ)

観客
観客

\拍手/\歓声/

玉置さん
玉置さん

(ピックを床に投げ捨てる)

玉置さん
玉置さん

(新しいピックをマイクスタンドから取る)

玉置さんが【MR.LONELY】の前奏を地声で出してスタート。

玉置さん
玉置さん

Oh〜〜OhOhOh〜
Oh〜〜OhOhOh〜
Oh〜Oh〜OhOh〜
Oh〜Oh〜OhOh〜

以降、観客との合唱になります。

こんな僕でもやれることがある
頑張ってダメで悩んで
汗流してできなくて
バカなやつだって笑われたって涙堪えて
WOW〜
何にもないけど
いつでも 野に咲く花のように
(※8)遠く離れていたって
いつでもどんなときでも
何にもないけど
(※9)君のために 野に咲く花のように
遠く離れていたって 笑って

(※10)元気で〜〜〜〜〜〜〜
いるから

(※8)「風に吹かれていたって」のところを「遠く離れていたって」と歌っていました。
(※9)ここからギターを肩から外し、左手に持って歌います。
(※10)ここで玉置さんが非常に長くシャウトをしていました。あまりの迫力に、観客からは拍手が起こりました。

後奏も玉置さんと観客が合唱して終了します。

玉置さん
玉置さん

Oh〜〜OhOhOh〜
Oh〜〜OhOhOh〜
Oh〜Oh〜OhOh〜
Oh〜Oh〜OhOh〜

観客
観客

Oh〜〜OhOhOh〜
Oh〜〜OhOhOh〜
Oh〜Oh〜OhOh〜
Oh〜Oh〜OhOh〜

玉置さん
玉置さん

(ギターを持ってステージ右奥に退場)

観客
観客

\拍手喝采/
\大歓声/

その後、館内アナウンスが流れて終演しました。この日は旭川・札幌公演で目立った玉置さんの喋りはなく、観客との合唱がメインになりました。「ワインレッドの心」で合唱になったポイントで客電が点いたところを見ると、この演出はあらかじめ想定されたものだと感じました。今後も「清く 正しく 美しく」は実演されず、アンコールが組み込まれる公演が増えるのではないでしょうか。

以下、楽曲のセットリストです。

4. セットリスト

玉置浩二 Concert Tour 2024
Resume 〜レジューム 新たな始まり
9月14日
宇都宮市文化会館
セットリスト

【一部】
1. あこがれ
2. 星になりたい
3. キラキラ ニコニコ
4. 出逢い
5. 瞳の中の虹
6. 明かりの灯るところへ
7. aibo
8. ぼくらは…
【二部】
9. なにもない海へ
10. サーチライト
~メンバー紹介~
11. 悲しみにさよなら
12. JUNK LAND
13. 田園
14. Happy Birthday to You(合唱)
15. メロディー
16. 夏の終りのハーモニー
【アンコール】
Ec1. ワインレッドの心
Ec2. 恋の予感
Ec3. じれったい
Ec4. MR.LONELY

5. 公演後の様子

公演後の会場の様子です。

玉置さんが66歳になって初のコンサートは「Happy Birthday to You」を観客全員で合唱するというサプライズ付きでした。玉置さんが嬉しそうな表情をしていて、こちらまで嬉しくなりました。これからも素晴らしい歌声が聴けることを楽しみにしております。

こばかず

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【今後のコンサート参加予定】

玉置浩二 Concert Tour 2024
Resume 〜レジューム 新たな始まり
・11/13(水):東京ガーデンシアター
・11/14(木):東京ガーデンシアター

KOJI TAMAKI
Christmas Dinner Show 2024
・12/19(木):ホテルニューオータニ
・12/25(水):グランドプリンスホテル新高輪「飛天」

【今後のコンサート参加予定】

玉置浩二 Concert Tour 2024 Resume 〜レジューム 新たな始まり
・11/13(水):東京ガーデンシアター
・11/14(木):東京ガーデンシアター

KOJI TAMAKI Christmas Dinner Show 2024
・12/19(木):ホテルニューオータニ
・12/25(水):グランドプリンスホテル新高輪「飛天」

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