玉置浩二 故郷BAND 〜田園〜@神奈川県民ホール(11/18)のレポート

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こんにちは。

こばかずです。



昨日の11月18日、玉置浩二 Concert Tour 2023 故郷BAND ~田園~@神奈川県民ホール公演に参加しました。

※本投稿では、公演のセットリストや演出を記載します。本ツアーは32会場36公演の規模で行われます。初日を迎えていない方や、ネタバレに抵抗のある方はご注意ください。

1. 公演前の心境・会場の様子

公演前の会場の様子です。

この公演は、個人的な“故郷公演”です。20年以上、会場の徒歩圏内で生まれ育ちました。しかし、なかなか同会場でコンサートが開催されることが無かったため、今回が初参加になりました。

昨日の座席は、3階席でした。会場内のロビーはガラス張りになっており、横浜の象徴とも言える港を一望できます。「△(三角)の月、静かに泣いてる、街を見下ろし、泣いてる」が聞こえてくるようでした。

座席の詳細は正面前方です。階や列は異なりますが、実家にあった安全地帯・アンプラグドライブのときと席の番号が同じで、ちょっと感動しました。(このコンサートに参加したのは母親です。今回は母親との参加でした。)

2. 公演の様子・各曲の感想

昨日は本ツアーで初めて、吹奏楽器が佐野さん・武嶋さんの2人体制でした。本ツアーは吹奏楽器が印象的なパートが多いので、かなり注目して見ていました。

以下から感想を記載します。今回も箇条書きで列挙します。

・開演15分前の17時15分、公演における注意事項の館内アナウンスあり。
・開演5分前の17時25分、まもなく開演の館内アナウンスあり。
・定刻の17時30分、ホール内が暗転してサポートメンバーが左側の舞台袖から入場。
・最後の調律音を奏でる。
・玉置さんが右奥から入場。
・この日はギターを手に持っての入場。
・右手を上げて歓声に応える。
・2・3階席にも手を向ける姿あり。

1. CAFE JAPAN

・珍しく観客がスタンディングせず。
・1階席前方の方々も、3階席の周りも立っている姿がなかった。
・「Hey Hey Good Time 横浜で〜
・玉置さんから「横浜」の言葉が聞けるだけで感激。

・サビは吹奏楽器が目立つ。
・玉置さんの歌声に、武嶋さんのサックスが乗る。(下記の黄色部分)
・その後の合いの手は、佐野さんのトロンボーン。(下記の※部分)
・W体制ならではの演出を感じた。

ちゃでもいれましょうか(※)
のみはなんでしょうか
じんはあるでしょうか(※)
きらしになるでしょうか

・2番終了後の間奏も、この2人がよく目立つ。
・武嶋さん→佐野さん→武嶋さん→佐野さんの順にソロパートあり。
・スポットライトも順次2人に切り替わる。
・玉置さんもここで2人の元に足を運び、ギターで掛け合いに参加。

・「笑っていればいいんだい」の笑い声は、平岡さんの方を向いて放っていた。
・平岡さんもそれに応える。
・「いつでもそばにミュージック」から「Yeah」を溜めて終了。

2. Honeybee

・本マイクで玉置さんの「Wow〜Honeybee」の声。
・そこから右端のドラムセットへ移動する。
・その間、メロディーを口ずさむパートは平岡さんが担当。
・途中で「Honeybee」と言っているように見えた。

・歌唱パート開始からは平岡さんとのデュエット。
・この曲は平岡さんのコーラスがよく目立ち、エロさ・色気を強調したような歌い方であった。
・これには、玉置さんと平岡さんによるいかがわしい姿を想像してしまった。

・玉置さんのエレキギターパートは、高音を連打していた。
・秋山さんのソロパートもそれを引き継ぐような高音の演奏。
・玉置さん、ここで水分補給。
・ラストは再びドラム演奏。
・スティックを投げ捨てて終了していた。

3. ルーキー

・全体的に、いつもよりもリズム感のある歌い方が目立った印象。
・この日も曲中に豊富なジェスチャーあり。
①「手を伸ばせば届きそうな星よ/君のためならいつだって飛んで行く」で右手を前に出す。
②「曲がりくねったり立ち止まってみたり」で手をクネクネ。

・後奏は玉置さんが左端に移動し、トオミヨウさんとのアコギの応酬。
・この後奏では、佐野さんのトロンボーン音がよく目立つことに気づいた。

4. 愛を鳴らせ

・曲前に玉置さんの「ヘイ!」という声があった。
・直後に原さんのドラムスティック音で曲開始。

・この曲もジェスチャーが多い。
①「」の歌詞部分で右手を前に出す。
②2番「胸を張って生きて行こう」では右手を胸にトントン。

・2番終了後の間奏では、楽団に指揮をする姿もあり。
・両手を大きく振って演奏をリードしていた。

5. 置き手紙

・1つ1つの言葉を大切に歌う玉置さんの姿が印象的。
・「あなたの〜〜〜道は」のトーンが昨日はやや控えめに見えた。

・最後の間奏は、武嶋さんがソロでフルートを演奏する。
・ラストの「Way〜〜〜」では、かなりマイクを離して歌っていた。
・最初は少し聞き取りにくかったが、それを察知したのか、マイクを自分に近づけていくテクニックも見た。

6. 次男坊

・玉置さんの歌声に楽器音が重なる部分が所々にあり、心地よい。
①1番の序盤は、キーボードの演奏に合わせて玉置さんが歌う。
②サビ前は、チェロが絶妙に盛り上げてサビへ向かう。
③2番とラストは、玉置さんの歌声に、佐野さんのハーモニカの演奏が重なる。

7. 黄昏はまだ遠く

・「神々しい」の一言。
・複数の黄色いライトが玉置さんを照らす。
・このライトが地面にも投影されて、真っ黄色くなっていた。

・1番「痛みだけが生きるための〜」のところで、秋山さんのエレキギターの音が重なることを発見。
・サビ前「答えだとしたら〜〜〜/教えてくれるなら〜〜〜」の伸びが最高。

・ラスト前の間奏は、再びドラムあり。
・足を強く踏み締める姿が印象的だった。

・「この胸の黄昏はまだ遠いから〜」は、玉置さん・平岡さん・チェロの音だけ。
・ここで白い光が玉置さんを強調するシーンは神秘的。
・「まだ」は玉置さんのソロで、この一言だけでやられる。

・そこからラストサビは、ステージ一帯がオレンジの照明に。
・今度は全員で1部のフィナーレを締めくくるといったメッセージを感じる。
・玉置さんを強調→全員を強調、この対比がまた良い。

・玉置さんは先に退場。
・長い後奏をサポートメンバーが演奏して、トオミヨウさんの右手を上げる指揮で終了。
・1部終了。

8. △(三角)の月

・20分の休憩後、コンサート再開。
・セミの鳴き声・鳥笛が聞こえる中をサポートメンバー入場。

・まずはInstrumentalからスタート。
・キーボードの演奏がよく目立つ。
・中盤からは、吹奏楽器の音も顕著になる。
・中盤は武嶋さんのサックスが目立ち、終盤は佐野さんのフルートが目立った。

・千ヶ崎さんによるベースソロへ移行。
・この日は序盤、ゆっくりとした演奏が目立った。
・中盤からはややスピード感が出てきて、ステージからは「カチッ、カチッ」といった音も鳴る。
・この音の主は佐野さん?

・そこから△(三角)の月の前奏へ。
・トライアングルのオブジェがステージ上から降下。
・玉置さんが右奥から再入場。

・昨日の歌い方は、超絶ねっとりしていた。
・これまでのコンサートでは、スピードの強弱を付けて歌うことが多い印象だった。
・しかし、昨日は非常にゆっくりと、リズム感も外して歌っていた。
・それでも素晴らしい歌声に聞こえるのは見事。

・最後の間奏前は、平岡さんのソロコーラスパフォーマンス。
・前半は優しくゆっくりと、後半は激しく叫ぶように。
・このメリハリがよく付いていた印象。

・そこからはラストの歌唱へ。
・玉置さんのジェスチャーあり。
・「街を見下ろし泣いてる」では、右肘を釣り上げる動き。
・「僕を照らしてくれる」では、両手を広げるジェスチャー。

9. 君だけを

・初めて、吹奏楽器の2人が同じ楽器を演奏する。
・武嶋さん・佐野さんがともにフルートを演奏。
・その2人による前奏で曲開始。
・歌唱パートは、玉置さんと平岡さんのデュエット。
・ボーカル・吹奏楽器の両方でデュエットを見た。

・サビで玉置さんと平岡さんが向かい合って歌う姿が印象的。
・最後の「ずっと、ずっと」では、互いに右手を伸ばし合う姿もあり。
・Honeybeeの恋愛的・情熱的な情景とは全く異なり、家庭的・温厚的な情景を見た。

・ラストサビ前の間奏も、武嶋さん・佐野さんが2人でフルートを弾く。

10. サーチライト

・この曲も吹奏楽器は2人ともフルート。
・前奏を2人で弾いていた。

・玉置さんの低音・裏声が3階席までハッキリと聞こえてきて驚き。
①Aメロ「ラムネの瓶の中のガラス/けなげに咲いてるありふれた」の低音
②サビ「必ず」の裏声。

・1番が終わると、客席から拍手。
・ここの間奏では、武嶋さんが1人でフルートを弾いていた。
・ここは武嶋さんのソロパートになる意図が気になった。

11. 正義の味方

・玉置さんの「Yeah〜!」で曲開始。
・ここの力強さが過去一に感じた。
・この曲から観客がスタンディングへ。
・1階席の方々も立ち上がったのが見えた。

・非常にゆっくりと曲が進行。
・玉置さんのジェスチャーがよく目立つ。
①1番「僕には君がいるよ」で右手を前に出す。
②2番「君には僕がいるよ」で両手を広げる。
③サビ「みんな、もっと、もっと」で両手を広げて諭すような仕草。
④サビ「夢でよく見た/心の愛は、正義の味方」で右手を前に出す。

・Cメロ「この世で1番、正しい、正しい」で佐野さんのトロンボーンが合いの手を取る。
・そこから再び玉置さんの「Yeah〜!」が力強く、ラストサビへと向かう。

・曲後は原さんのドラムソロ。
・珍しく、序盤がシンバルで静かな入り。
・中盤は、よくテレビなどで用いられる、ドラムロール音のような演奏。
・1度演奏が止まるシーンもあり、客席から拍手。
・最後は激しく盛り上げて終了。

12. JUNK LAND

・佐野さんの楽器演奏が印象的。
・序盤はトロンボーンを演奏しているが、「待ってる人のその前で〜」以降に楽器をタンバリンにチェンジ。
・リズム感の良い音を出して、玉置さんもそれに乗るように軽快に歌い上げる。
・8/13@川口公演でこの演奏手法を見たため、再び見れて感動。

・一転、「ガラクタだけど〜」以降は、玉置さんの力強い歌声。
・最後はコール&レスポンスへ。
①序盤は「Wow〜」といった裏声で、回を追うごとに音程変化が付く。
②中盤は「ナナナ〜」といった擬音。
③終盤は以下の通り

(ささやくように)
玉置さん「JUNK LANDで〜」
観客「JUNK LANDで〜」
玉置さん「JUNK LANDで〜」
観客「JUNK LANDで〜」

(叫ぶように)
玉置さん「JUNK LANDで〜!」
観客「JUNK LANDで〜!」
玉置さん「JUNK LANDで〜!」
観客「JUNK LANDで〜!」

(ソロで)
玉置さん「JUNK LANDで〜〜〜!!!

・このトーンの途中で両手を広げ、楽団への演奏再開を促していた。

〜メンバー紹介〜

「中北裕子」
「原治武」
「千ヶ崎学」
「秋山浩徳」
「佐野聡」
「武嶋聡」
「ロビン・デュプイ・ロビン」
「平岡恵子」
「サウンドプロデュース&アレンジ、トオミヨウ」
「故郷BAAAAND!

・佐野さんの紹介時に、髪をなびかせるポーズを玉置さんとする。
・このタイミングで中北さんが「キラキラキラ」とツリーチャイムを鳴らす。
・昨日はこれが3回あった。

13. 田園

・この曲から、観客の手拍子が激しくなる。
・3階席がその拍手で揺れていた。
・観客席の興奮と熱気をよく感じた。

・「愛はここにある、横浜にある
・ここでやはり、ホールは大盛況に。
・CAFE JAPANから2回も「横浜」の言葉を聞けて感激。

14. メロディー

・1番は玉置さんの弾き語り。
・「あの歌は聞こえてるよ」の後に「Nn〜」といったハミングを挟んでいた。
・こういった、自然に生まれる玉置さんの発声音が、自分を快感の渦に巻き込む。
・その余韻を残すように、かなりの間を置いて「いつも優しくて」が始まる。
・サビ「あの頃は〜〜〜何もなくて」のトーンがいつもより力強く感じた。

・最後はイヤモニを外して、演奏のない独唱へ。
・「メロディー、泣かないで〜〜〜」のロングトーンがいつもよりも長く感じた。

・曲の終了後は、玉置さんを中心にメンバーが一列に整列。
・手を繋ぎながら、2度のお辞儀があった。
・その後、玉置さんがメンバーの後ろを通って、最左列へ。
・故郷BANDメンバーを称えた後に、1人ずつ左に退場。
・ハイタッチをしてそれを迎える玉置さん。

・全員が退場すると、それぞれの楽器に手を伸ばすジェスチャー。
・その後、「V」ドラムをセットから取り外し、ステージ前方正面へ。
・音は鳴らさず、「V」の面を「トントン」と撫でる姿。
・その後、メロディーの後にスタンドに置いたギターを再び持つ玉置さん。
・ここで大きな拍手。
・マイクスタンドと「V」ドラムを近くに寄せる玉置さん。
・アンコールの開始。

ワインレッドの心

もっと勝手に恋したり
もっとキスを楽しんだり
(ハミング)

・続きが聞きたくなるようなハミング。
・じれったい気持ちです。

恋の予感

なぜ なぜ あなたは
綺麗になりたいの

・恋の予感、聞きたい気分だったので、最高に嬉しい。
・「なぜ」の一言を聞いた時点で鳥肌が立ちました。

悲しみにさよなら

泣かないでひとりで
ほゝえんで見つめて
あなたのそばにいるから
悲しみにさよなら
ほゝえんでさよなら
愛を世界の平和のために

・この曲が始まると大きな拍手。
・アレンジで終わりも大きな拍手。
・その後、「V」ドラムを叩きながら、手で花火を上げるジェスチャー。

Beautiful World

美しき世界
美しき世界
もう泣かないで
心の中に愛
いつかまたね
忘れないよ ずっと
生きてく指切りをして
Beautiful World
見上げた空がくれたもの

美しき世界・・・
(ハミング)

・優しく、抑えめに歌い上げる玉置さん。
・「忘れないよ」の裏声がとにかく美しい。
・曲後に、ギターを再びスタンドに置く玉置さん。

愛は勝つ(KAN)

信じることさ
必ず最後に愛は勝つ

・客席からどよめき。
・曲後は大歓声。

・その後、右端のドラムセットからスティックを持ち、ステージ前方へ。
・スティックで「V」の文字を作り、頭上に掲げる姿。
・2019年@甲子園で矢萩さんが行ったようなポーズ。
・色々な想いが駆け巡り、感動。

夏の終りのハーモニー(合唱)

今日のささやきと
昨日の争う声が
2人だけの恋のハーモニー
夢もあこがれも
どこか違ってるけど
それが僕と君のハーモニー
夜空をたださまようだけ
誰よりもあなたが好きだから
素敵な夢あこがれを
いつまでもずっと忘れずに

・玉置さんの「今日の…」で、また歓声が上がる。
・「夢もあこがれも」から、観客の声が大きくなる。
・フレーズ間で、玉置さんがバイオリンを弾くような仕草をする。
・これが次のパートへのリズムを作る。
・ラスト「忘れずに〜〜〜」の、玉置さんのトーンが力強かった。
・合唱で新たな形を見た。
・これを歌い上げると、右奥へ退場。
・館内アナウンスが入り、コンサート終了。

3. セットリスト

玉置浩二 Concert Tour 2023
故郷BAND ~田園~
11月18日
神奈川県民ホール
セットリスト


【一部】
1. CAFE JAPAN
2. Honeybee
3. ルーキー
4. 愛を鳴らせ
5. 置き手紙
6. 次男坊
7. 黄昏はまだ遠く
【二部】
8. △(三角)の月
9. 君だけを
10. サーチライト
11. 正義の味方
12. JUNK LAND
〜メンバー紹介〜
13. 田園
14. メロディー
【アンコール】
15. ワインレッドの心〜恋の予感〜悲しみにさよなら〜Beautiful World〜愛は勝つ(KAN)
16. 夏の終りのハーモニー(合唱)

4. 公演後の様子

公演後の会場の様子です。

長年生まれ育ったこの地で、格別なコンサートを見ることができて感無量でした。純粋に、生きていて良かったと思える幸せなひと時を過ごしました。

本日はこれから、フォーラムでファイナルです。故郷BANDの最高進化系をこの目にしっかりと焼き付けます。

こばかず


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【今後のコンサート参加予定】

KOJI TAMAKI
Christmas Dinner Show 2024
・12/19(木):ホテルニューオータニ
・12/25(水):グランドプリンスホテル新高輪「飛天」

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