【ファイナル】玉置浩二 Pastorale公演(6/1・2)@万博記念公園 お祭り広場(特別公演)の感想とセットリスト(前編)

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こんにちは。
こばかずです。

先日の6月1・2日、billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2024 “Pastorale”@万博記念公園 お祭り広場(特別公演)に参加しました。

<出演>
玉置浩二
<指揮・管弦楽>
栁澤寿男指揮
バルカン室内管弦楽団×大阪交響楽団

今回は2公演分をまとめて記載します。情報量が多くなったため、前後編の2本立てにしました。公演前の会場の様子から第一部の感想を前編、第二部の感想から公演後の会場の様子を後編としています。

1. 会場外の様子

公演前の、会場外の様子です。

万博記念公園駅でモノレールを降りて、公園の中央口から入場すると、迫力のある「太陽の塔」が我々を出迎えます。通常はここから入園料がかかりますが、当日のチケットを提示すればそのまま中に入ることができました。太陽の塔を囲んだ円形の歩道を進むと、本公演の会場である「お祭り広場」に着きます。

お祭り広場は、太陽の塔の裏側にあります。これらの写真が会場の様子で、ステージは最奥に設営されています。玉置さんは、太陽の塔の背面「黒い太陽」を向いて歌うわけです。

前日までは詳細な発表が無かった、客席案内図も設置されていました。縦横ともにワイドな座席配置となっており、終演後のニュース記事を読むと、1日あたり13,000人を動員したようです。

ステージ両端からの様子です。この写真で、玉置さんやオーケストラからの視線がよくイメージできるのではないでしょうか。パフォーマーにとっても、非常に気持ちが高ぶる光景であることが想像できます。

コンクリート上に設置された客席から、さらに外側には芝生エリアがあります。こうした緑豊かな風景も、より一段と野外コンサートを感じるものになりました。

さて、2日目は雨が我々を悩ませました。

13時30分ごろ、公園の敷地一帯に豪雨が発生。土砂降りの雨が会場を襲いました。そこから約30分後に晴れ間がのぞきましたが、依然として油断できない状況が続きます。

開場の16時、開演の18時と合わせるように向かってくる雨雲。2日目は、悪天候下での公演開催がほぼ現実的になりました。野外コンサートはこれがネックですね。公園に隣接されたショッピングセンターで雨具を調達し、雨が降っても対応できる体制を整えてコンサートに臨みました。

2. 会場内の様子

公演前の、会場内の様子です。

お祭り広場への入場口(左側)
お祭り広場への入場口(右側)

お祭り広場への入場口は、会場後方の左右に設置された2ヶ所の白いテントです。ここで約13,000人の入場者を捌くため、開演前は長蛇の列ができていました。開場から開演まで、2時間の幅を持たせた理由がよく分かりました。

中へ入ると、すぐに日本コロムビアからのフラワースタンドがありました。大規模に開催されたファイナル公演で、スタンド花がこの1種類のみなのは少し意外でした。

ステージの様子です。ここまで近付くと、気持ちが一気にコンサートモードになります。2日目は、ステージ前に撮影用のカメラレールが設置されていました。

客席から見て、ステージ左側に設置されたメインビジュアル
客席から見て、ステージ右側に設置されたメインビジュアル

ステージ両端のボードには、巨大なPastorale公演のメインビジュアルがあります。このスクリーンは、公演中はコンサートの様子を映したモニターになり、公演前後や休憩中は本ビジュアルが投影されていました。

3. 第一部の様子・各曲の感想

1日目の座席は前方右端、2日目の座席は前方右側やや中央寄りでした。1日目はステージを直接見るには少し厳しい位置で、2日目は辛うじて見れそう、といった距離感でした。

公演開始から5分前の17時55分、着席を促す案内・以降の写真撮影および撮影と誤認される行為は禁止のアナウンスが流れ、「そのとき」を待ちます。1日目は快晴だったため、ステージを直視すると、その先から強い西陽が目に入り込んできました。2日目は雨模様でしたが、開始時には雨が降らず、何とか天気が持ちこたえていました。

両日ともに、定刻の18時00分から約10分遅れて、ステージ上に動きが出ます。両サイドの舞台袖から、バルカン室内管弦楽団・大阪交響楽団のメンバーが入場してきました。メンバーが各々の位置に着いた後、本公演でコンサートマスターを務めた、大阪交響楽団の首席ソロコンサートマスターである森下幸路さんが1人で入場。客席に向かって一礼をします。その後、両楽団によるチューニングが行われます。この音出しが普段より長く、入念になされていた印象がありました。

しばらく経つと、マエストロ・栁澤寿男さんがステージ左側前方の入場口から登場します。ここでステージ左右のスクリーンがライブ映像に切り替わり、栁澤さんの歩みを追っていきます。栁澤さんは歩きながら両手を広げてオーケストラに起立を促し、ステージ中央で森下さんと握手、全員で一礼をしてコンサートが始まります。

1. ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」第5楽章~歓喜の歌(管弦楽)

指揮台に上がった栁澤さんの姿がモニターに映ります。さっそく、1日目と2日目の変化がありました。1日目は、ステージ内の右奥から栁澤さんを映していたのに対して、2日目は真逆で左奥からの映像でした。いずれもそのバックに客席と太陽の塔が映り込み、迫力を感じました。

栁澤さんが右手に持ったタクトを振り、フルートの演奏で管弦楽がスタート。美しい高音が会場に響いたのち、ストリングス隊の演奏が始まります。コントラバスが低音のリズムを取り、バイオリンが主旋律を奏でる構成。コントラバスの「ボロン、ボロン」という音色が曲に厚みを生みます。その後はホーン隊の演奏も加わり、盛り上がりとメリハリが生まれて終盤へ。音の強弱が顕著に表れる演奏がとても心地良いです。その後は、冒頭と同じフルートの演奏を栁澤さんが左手で止め、序曲が終了します。

そのまま左手をホルンに伸ばして「歓喜の歌」がスタート。

これで今年のシンフォニックコンサートも終了か…

といった、もの悲しい心持ちでこの曲を聴きました。夕暮れ時の哀愁感も、この気持ちを加速させるものになりました。なお、1日目はこの頃にはステージを直接見ることができるくらい、太陽がステージに隠れて陽の強さが緩和されていました。

栁澤さんの特徴的な指揮も1つ確認しました。曲の中盤〜終盤にかけて、オーボエとフルートによるソロパートがありますが、直前の休符を長く取っていました。ここで楽器音が消えた際、風や乗り物などの自然音が聞こえるところにも、野外コンサートを実感しました。

曲の最終盤は打楽器音も入り、盛り上がる演奏へ。栁澤さんが両手を広げ、気持ちを込めるように腕を震わせながら、楽団にボリュームアップを促す指揮がスクリーンに映っていました。ラストは、その音を右から左に激しくかき消し、上空を見上げる指揮で終了。この瞬間、モニターの映像が、ステージ全体を中央から映した広範囲の映像に切り替わりました。何もかもが美しい作品でした。

本公演では管弦楽の編成が変わり、新たにセットリストに組み込まれた「田園(Pastorale)」の一節。第5楽章の表題は、

牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち

です。これはまさに、2日目の悪天候なシチュエーションと一致していました。また、屋外で奏でられた本曲は、より一層「田園(Pastorale)」を想起させるものとなりました。さらに、そこから次曲へとつながる流れは、「感謝の気持ち」から「歓喜の歌」へ昇華しているように感じました。

ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」第5楽章」のリンクを以下に貼ります。

2. ボードビリアン ~哀しみの道化師~

1日目、管弦楽の終了後、指揮台から降りた栁澤さんの口元が動いたシーンが、モニターに映っていました。

さぁ、やりますか

といったつぶやき。ここで私自身のスイッチも入った感覚がありました。

その後、栁澤さんが右手を下手に挙げる動作で玉置さんが入場。玉置さんがステージ中央に来ると、両日ともに両手を広げるポーズがあり、太陽の塔を連想させました。そこから拍手が少しずつ静かになり、玉置さんがマイクを持って曲の開始が近づきます。観客席の広さや野外コンサート特有の音響環境から、拍手の音にも特徴がありました。自席のブロックでは拍手が鳴り止んでいても、隣のブロックからはうっすらとその音が聞こえる現象が発生。これは各曲間の拍手でも同様でした。

栁澤さんの指揮で、バイオリンの静かな一音が鳴ります。いつもよりやや早く、その音が消え切る前に玉置さんの独唱が始まります。

いつまでも どこまでも 歩いて行こう
さざなみが きらめく 白い砂浜を

屋外公演にも関わらず、音が分散せずに一直線に伝わってくる歌声がありました。

続く

潮風が寂しさを運んでくるなら〜

からは、木管楽器とハープの演奏が入って曲がゆっくり進行します。

サビ

離れないでいようね 泣いた後は子どものように
スキップ踏んで笑って 疲れ切った旅人と Oh〜

からバイオリンの演奏も加わり、バラード曲の中に少々の盛り上がりが生まれる展開へ。「Oh〜」では、マイクを離して歌う玉置さん。野外コンサートでも、歌声に奥行きを持たせる機微なマイキングは健在でした。

1番終了後の間奏では、森下さんのバイオリンソロパートがあります。オレンジ色のライトが1本、森下さんを照らす中、流暢な音が奏でられました。また、この場面もしっかりとスクリーンに映っていました。

2番も引き続きゆっくりと曲が展開されていきます。

指先が黄昏に染まってゆく頃〜

1番とは変わり、コントラバスの低音が渋いリズムを取って進行。玉置さんの語りかけるような歌声を彩り、サビへ向かいます。

2番サビ、

忘れないでいようね 抱いた後は子どものように
腕の中で眠らせて ねぐらのない旅人を

ここで、印象的な玉置さんの歌声が1つあります。

腕のなか〜〜〜で、ねむ・らせて

伸びやかなロングトーンとつぶやくような歌声。メリハリをつけた見事な歌声でした。

その後の間奏は、フルート&オーボエによる木管楽器が序盤〜中盤の演奏を担い、中盤〜終盤まではバイオリンが主旋律を演奏します。最後は迫力のある演奏から一瞬で静寂へ。

最後の章も、印象的なシーンがいくつかありました。

いつかまた会えるなら ①あの舟に乗ろう
喜びも哀しみも スーツケースに詰め込んで
雨の日はデッキに出て ビシャビシャんなったって
軽やかにタップ踏んで おどけて見せるから
笑っておくれ
あの舟に・・・乗ろう〜〜〜

というように、タメを作って歌う玉置さん。「乗ろう〜〜〜」の歌声が、ここまでの渋い低音と異なり、とても透明感の際立つ歌声でした。

雨の日はデッキに出て ビシャビシャんなったって

まさに2日目の天候とマッチしていました。

③ 軽やかにタップ踏んで(※)おどけて見せるから

(※)で「コロコロコロコロ」という、パーカッションの縁をドラムスティックで叩く音が発生します。1日目はその映像がモニターにしっかり映っていました。2日目はこの演奏中も玉置さんを映しており、カメラワークの変化を見ました。以降も再三に渡り供述しますが、この2日間はスクリーンに映るアングルが異なっていた箇所が多かったです。

その後は、静かなオーケストラの後奏があり、第一部本編の1曲目が終了します。

3. ホームレス

フルートが主旋律、ハープが副旋律を演奏する前奏で曲が始まります。この前奏、他の楽器演奏は一切なく、2つの楽器音のみで構成されています。

冒頭

トンネルのアーチの隅 酒瓶片手のホームレス

いきなり玉置さんの印象的な歌声があります。

さか・びん・かた・ての・ホームレス

というように、二言ずつ区切り、語り口調で歌うスタイル。あえてメロディーを付けずに歌う、バラード曲特有の歌い方がありました。玉置さんの歌唱が始まって以降も、フルートとハープが演奏を推進してサビへ。

1日目、2番のサビで玉置さんが歌詞を間違えるハプニングがありました。1・2番で歌詞が異なる

あこがれのスターでもないし 私はヒロインじゃない

のところ。途中まで1番と同様の

あこがれた恋も口づけも

と歌っていました。この部分、2日目には修正して2番の詞で歌っていました。

その後、

私はあなたの人生を生きて逝く

で、心に響くモニタリングがありました。玉置さんの表情を画面いっぱいに、ドアップにした映像がスクリーンに投影。悲しみのある歌詞・それを表した玉置さんの表情・ゆっくりした演奏と歌い方、これらが相互に作用して、非常に感動的な演出になっていました。

続いてはわずかな間奏から、

ホームレス ホームレス

で本曲の歌唱を締めくくりますが、ここでも特徴的な場面がありました。1回目の「ホームレス」はオーケストラの演奏下を玉置さんが歌い、2回目の「ホームレス」はアカペラで歌います。2回目のところで、

ホ〜・・・ムレ〜⤵︎・・・スッ

というように、最後に微弱な「スッ」の発音が聴こえてきました。これは2日目でより顕著でした。本公演を映像で見ることができた際には、ぜひとも再確認したいシーンです。

最後はトロンボーンの後奏へ。哀愁漂う低音の演奏が、曲のイメージとピッタリ合っていました。モニターにも、ステージ右奥に位置取るトロンボーン奏者3名を映し出し、本曲が終了します。

4. Beautiful World

栁澤さんの指揮から、ハープが入りの基準音を静かに鳴らして曲が始まります。

美しき世界
美しき世界
忘れないで〜
また〜会う日まで〜

玉置さんのアカペラでスタート。冒頭から歌唱に力強さが目立ちます。それを特に感じたのが最後の一節でした。

また〜〜〜会う日まで〜

のところ。聴衆の身体に電流が走るような、強烈な歌声がありました。

しばらく玉置さんの歌声による余韻が残ると、フルート&オーボエとハープの演奏で静かな前奏が始まり、曲の序盤もそのまま進行します。

覚えていて やまぬ雨はない

ここからは一転、玉置さんの抑制された歌声で、ゆっくり・しんみりと曲が展開されていきました。

サビに入ると、再び強力なロングトーンが会場に響き渡ります。

美しきせか〜〜〜い
美しきせか〜〜〜い
もう泣かないで〜〜〜
心の中に愛
いつ〜かまたね〜〜〜
忘れないよ〜ずっと
生き〜〜てく指切りをして
Beautiful World
見上げた空がくれたもの

印象的な歌い方が4つありました。

① ここ〜〜ろのなか〜〜にあい

あい」の語気を強めて、強調する歌い方がありました。2日目は特に、2番でその様子を確認しました。

② いつ〜かまたね〜〜〜

ここは絢香さんパートで歌唱。「またね〜〜〜」のトーン中に、音程を段階式に2つ下げるアレンジがありますが、1番と2番でやや歌い方が異なりました。

(1番)いつ〜かまたね〜〜Nm⤵︎〜
(2番)いつ〜かまたね〜〜えぇ⤵︎〜

1番はハミング、2番は歌声を用いていました。この歌い方は2日間ともに同様でした。

わす〜〜れ〜ないよ〜

本曲で唯一出現する裏声パート。非常に綺麗な歌声がありました。

生き〜〜てく指切りをして

ここの入りも、特に力強さを感じた箇所になりました。一切の力を緩めず、サビのラストを飾る玉置さんの歌声がありました。

2番はその後、身体を捻るように栁澤さんの指揮を確認して、最後の

うつく〜〜〜しきせか〜〜〜い

の歌声。右手に持ったマイクを少しずつ身体の外側に遠ざけながら、ガッツポーズを作るようなマイクパフォーマンスで終了しました。

最初の3曲、Pastorale公演ではシンフォニックコンサート初披露となるセットが組み込まれました。いずれもバラード曲で、オーケストラの演奏が非常にゆったりと静かな雰囲気で曲が進行しました。玉置さんの歌声も、それに合わせるように、一言一言を噛み締めながら歌う場面が多く、聴衆の我々にも張り詰めた空気感が伝わってきました。

そんなしんみりした3曲ですが、万博2Daysは玉置さんの歌・表情に気合を覗かせるシーンもありました。特に2日目でこうした姿があり、玉置さんの千秋楽にかける想いを身に染みて実感しました。

5. あこがれ

ステージから音が鳴らない、沈黙の時間が長く続きます。はじめにアクションがあったのは、演奏音ではなくモニター映像でした。玉置さんの胸をアップで映し出すカメラアングル。やがて玉置さんの両手が動き、左手を右胸に、マイクを持った右手をその上からクロスして左胸に当てる瞬間をしっかりと映し出していました。

このポーズが決まったタイミングで、ピアノによるInstrumental曲の演奏が始まります。これは非常に工夫を凝らした演出だと思いました。それと同時に、玉置さんファンにとって感動するポイントがよく押さえられている、といった印象を持ちました。

その後は、ピアノとバイオリンの音がよく目立つ、綺麗な演奏がありました。しかしながら、モニター映像はオーケストラを追わず、玉置さんの両手を終始アップで投影していました。ステージに立ち、両手を両胸に当てて演奏音を聴く姿ですら聴衆を感動させる玉置さんに、畏怖の念を抱きました。

6. MR.LONELY~All I Do~サーチライト(メドレー)

ゆっくりと、音を絞り出すようなフルートの前奏で、「MR.LONELY」からソロメドレーが始まります。その余白を埋めるように「Foo〜」といった裏声と「Yeah〜」といったフェイクを織り交ぜながら、発声イントロに向かう玉置さん。

2日目、衝撃はその直後でした。思いっ切り地声でイントロを叫ぶ玉置さんの姿がありました。マイクを胸の位置まで離し、身体をのけ反らせて、空を向いてのシャウト。1日目はこれまで通り、この部分を裏声で歌っていたため、非常に驚きました。2年前の河口路ステラシアター公演で見た光景が蘇りました。

歌唱パート

こんな僕でもやれることがある

以降もスローテンポで進行します。フルートによる合いの手の演奏が目立つ中、玉置さんのゆったりな歌声がありました。

2日目は、サビも大きな変化がありました。

風に吹かれていたって
いつでもどんなと〜〜きでも〜〜

のところを、パワフルな地声で歌っていました。1日目は、Pastorale公演でよく目立った「どんなと〜〜」までを地声、「きでも〜〜」を裏声で歌うスタイルだったため、ここでも驚きの結果となりました。この箇所を力強い地声で歌ったのは、2月28・29日@那覇文化芸術劇場なはーと公演以来でしょうか。私が参加した範囲では、ツアー初日の2公演ぶりであったと記憶しています。

続くラストの、

元気で〜〜〜いるから〜

は、2日間ともにマイクを胸の位置まで離した強いトーンで、歌声を締めくくりました。開放的な会場で、解放的なロングトーンがありました。

その後のアウトロ「Oh〜」は、両日とも裏声でした。イントロの衝撃があったため、2日目はここでも地声が来ると予想しましたが、各パートで歌い方を使い分ける結果になりました。

そこからスムーズに「All I Do」が始まります。スタートの演奏は森下さんのバイオリンで、スクリーンにもその映像が映っていました。

玉置さんの歌声は、サビで力強くかつ流れるような歌い方がありました。印象的なアレンジも2つ確認しました。


All I Do 思い出して
All I Do うつむかないで

と、その後の間奏を経たラストの


All I Do 涙を拭いて
All I Do・・・・・僕を信じて

ここで2段階音程を上げる歌い方をしていました。

うつむかないで〜〜ぇえ⤴︎〜
All I Do〜〜ぅう⤴︎〜

特に後者の②は、今ツアーの途中からこのような歌い方になったように思います。また、こうした歌い方をするときは、玉置さんの調子が良い印象があります。

最後は玉置さんの、

僕を信じて

がアカペラで歌われた後、再び森下さんのバイオリン後奏がモニターに映り、メドレー最終曲に向かいます。

バイオリン演奏から間を空けずに、フルートの前奏にバトンタッチして「サーチライト」がスタート。栁澤さんの指揮は、メドレーがまるで1曲のように連動して進行します。

曲の序盤は、玉置さんの重厚な低音域の歌声が響いてきました。

ラムネのビンの 中のガラス玉
どうしてもすぐに 手に入れたくて

お腹に直接鳴り響くような振動がありました。

続くサビを歌い終えて、ラストサビへ向かう

サーチライトはそうなんだ
君なんだ 君なんだ

のジェスチャー。2日目の玉置さんは、早いタイミングでマイクを右手から左手に持ち替えていました。そこから右手を客席方向に伸ばして、玉置さんから見て左→右にシフト。横にも広い会場を、地平線に沿うようにゆっくりと平行にカバーしていました。

その後のラストサビ、「かな〜らず〜」で感動的な裏声をマイクに吹き込む歌い方を見せて、最後は後奏中に激しいシャウトを放ち、ソロメドレーが終了しました。

7. Friend

オーボエとチェロの前奏でスタート。この演奏を聴くと、

第一部もまもなく終了か…

という気持ちになります。この前奏が終わると、1度演奏がストップして静かな空間が生まれます。

その後、間を置いてピアノの三音が鳴り、曲が再開します。ここでスクリーンにピアノの映像が映っていましたが、1日目と2日目で角度が異なりました。1日目は真上からピアノを映し、2日目は横から映していました。

序盤はピアノの演奏に合わせて、ゆっくり歌う玉置さん。ここまでのバラード曲、ハープの演奏下で歌うことが多かったですが、ピアノもよく合いますね。

その後のサビは、伸びやかなロングトーンがありました。やはり、各場面でその歌声を使い分けていました。

① (1番)もうフレ〜〜〜ンド
② (1・2番)心から/綺麗だよ フレ〜〜〜ンド
③ (2番)もうフレ〜〜〜ンド
④ (ラスト)今日からフレ〜〜〜ンド
① トーンの終盤にビブラートをかける
② トーンの序盤からビブラートをかける
③ 最後までビブラートなし
④ トーンの途中からビブラートをかける

玉置さんのロングトーンにおけるビブラートが好きで、いつも注目しています。フィナーレの④は、マイクを少しずつ離しながら歌う歌い方でした。2日目はその後、手の裏で鼻を拭う玉置さんの姿も確認しました。

そこから、区切りの良いセクションまで後奏を聴き、マイクを持ったまま玉置さんが左側の舞台袖に退場していきます。ここで客席からは、第一部のパフォーマンスを讃える拍手が発生します。その後もオーケストラによる演奏が続きますが、1日目は右端という座席位置の関係からか、拍手で演奏音があまり聴こえないほど大きな音が鳴り響いていました。

やがてオーケストラの演奏も終了へ。終了の指揮を小さな動作で行う栁澤さん。最後に、オーケストラのメンバーを起立させて、全員で一礼してから退場。ここで第一部が終了しました。

20分間の休憩のアナウンスが流れたところで、ステージ左右のスクリーンが玉置さんのPastoraleポーズに切り替わります。この頃には空も少し暗くなり、玉置さんの明るさがより強調されていました。

前編はここで終了します。第二部以降の後編はこちらからご覧ください。

こばかず

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【今後のコンサート参加予定】

玉置浩二 Concert Tour 2024
Resume 〜レジューム 新たな始まり
・8/5(月):市川市文化会館 大ホール
・8/8(木):TACHIKAWA STAGE GARDEN
・8/24(土):水戸市民会館 グロービスホール
・9/5(木):旭川市民文化会館 大ホール
・9/7(土):札幌文化芸術劇場 hitaru
・9/8(日):札幌文化芸術劇場 hitaru
・9/14(土):宇都宮市文化会館
・9/16(月・祝):大宮ソニックシティ 大ホール
・10/19(土):静岡市民文化会館 大ホール
・10/20(日):ロームシアター京都 メインホール
・11/13(水):東京ガーデンシアター
・11/14(木):東京ガーデンシアター

【今後のコンサート参加予定】

玉置浩二 Concert Tour 2024 Resume 〜レジューム 新たな始まり
・8/5(月):市川市文化会館 大ホール
・8/8(木):TACHIKAWA STAGE GARDEN
・8/24(土):水戸市民会館 グロービスホール
・9/5(木):旭川市民文化会館 大ホール
・9/7(土):札幌文化芸術劇場 hitaru
・9/8(日):札幌文化芸術劇場 hitaru
・9/14(土):宇都宮市文化会館
・9/16(月・祝):大宮ソニックシティ 大ホール
・10/19(土):静岡市民文化会館 大ホール
・10/20(日):ロームシアター京都 メインホール
・11/13(水):東京ガーデンシアター
・11/14(木):東京ガーデンシアター

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コメント

  1. はなはな より:

    すごい、ここまで細かく冷静にコンサートを楽しめるなんてもう尊敬しかありません。
    大阪の最終日参加しましたけど、もう素晴らしすぎて
    ガーデンともフォーラムとも違って、泣きそうなくらい素敵な時間がプログのおかげでよみがえりました。ありがとうございます♪。
    また次のツアーこばかすさんの半分くらいしかいけませんが楽しみです。

    • こばかず こばかず より:

      はなはなさん
      コメントいただき、ありがとうございます!
      お返事が遅くなり、申し訳ございません🙇‍♂️

      ちょうど1ヶ月前の万博公演、一生に残る想い出になりましたよね🎇
      Pastorale公演の中でも、圧倒的に1番の完成度に見えました。
      後編を先ほど投稿したので、もしよろしければご覧いただけると幸いです。

      1ヶ月後から始まるソロツアーも、益々楽しみですね👍
      来月からも玉置さんの姿を見届けましょう!