こんばんは。
こばかずです。
本日は安全地帯 40th ANNIVERSARY CONCERT “Just Keep Going!” Tokyo Garden Theater -4 Days-の2日目でした。
※以降セットリストや実際の演出の情報を細かく記載します。ツアーの初日を迎えていない方やネタバレに抵抗がある方はご注意ください。
以下がセットリストです。
曲順に一部変更(太字で記載)がありました。
安全地帯 40th ANNIVERSARY CONCERT
“Just Keep Going!”
Tokyo Garden Theater -4 Days-
11月23日 セットリスト
1. あの頃へ
2. 萌黄色のスナップ
3. 碧い瞳のエリス
4. プルシアンブルーの肖像
5. 好きさ
6. 蒼いバラ
7. 熱視線
8. ワインレッドの心
9. 恋の予感
10. Friend
11. 夕暮れ(instrumental)
12. あなたに
13. 悲しみにさよなら
14. 情熱
15. 真夜中すぎの恋
16. じれったい
17. 〜メンバー紹介〜
18. ひとりぼっちのエール
19. I LOVE YOUからはじめよう
20. あの頃へ(Endroll)
1曲ずつ感想を書いていきます。
- あの頃へ
プロローグ中にAMAZONS以外のメンバーがステージ入場。
1つ1つのフレーズを噛み締めながら歌う玉置さんの姿が目立ちました。
この曲が公演のファースト曲になるのは2日目でも慣れません。
個人的に好きな「あの頃へ」のフェイクを2番とラストサビで歌っていていきなり感激&鳥肌です。 - 萌黄色のスナップ
あの頃への演奏から一転して、リズム感のある打楽器音が奏でられます。
その間にAMAZONS入場。
この曲、玉置さんの声の伸びが本当にすごいです。
「5月の~」・「川下~」・「人に~逢える」で特に目立ちます。
その他には、「それがこの今さ」で語りかけるように歌い、客席に手を振りかざす仕草が印象的でした。
間奏はカキくんのエレキギターが力強く奏でられます。
「ここまでの道のりはこの曲から始まった」、それを現在の歌唱・演奏で表現する、そんな想いがヒシヒシと伝わってきました。 - 碧い瞳のエリス
ワインレッドの心や悲しみにさよならのイメージが強い安全地帯ですが、本曲も人気絶頂の頃にリリースされた曲ですよね。
有名なバラード曲ですが、本公演では楽器の数も多いので、静寂の中に迫力を感じます。
特にドラム、見事なリズム感でサビに繋げていきます。 - プルシアンブルーの肖像
この曲は個人的に本日1番良かった曲です。
曲前の雷雨の演出に迫力を感じます。
特に本日は大雨なので、僕たちの境遇にマッチしていてよりリアルな演出となりました。
前奏からは「嵐の前の静けさ」を感じます。
Aメロで小雨、Bメロで大雨、サビで雷雨をイメージさせるかのような移り変わり。
1番のサビでは、玉置さんが観客から見て左側に移動していました。
2番のサビでは右側に移動。
「離さない」で客席を指差すジェスチャーがありました。
「離さないって言われなくても離れないよ、むしろいつまでも一緒にいて」と言いたくなるようなカッコ良さです。
個人的に好きなジェスチャーがもう1つあります。
「めまいに落ちて行く」で、手を目で覆う仕草。
カッコ良すぎて男の私でも落ちます。 - 好きさ
この曲はAMAZONSのコーラスがサビで目立ちます。
ハモリがあると、同じ曲なのに違った感じがします。
女性コーラスなのでなおさらそれを感じました。
個人的に注目していた「会えないと辛くて」は本日フェイクありの歌唱スタイル。
1日目から変化を付けてくるのでこちらも身構えが必要です。
最後はカキくんのハードなエレキギターで締めます。 - 蒼いバラ
この曲は私が安全地帯の中で2番目に好きな曲です。
ちなみに1番目はマスカレード。
両曲、THE・安全地帯の曲調を持った曲だと考えています。
玉置さんの歌唱はもちろん、ギター・ベース・ドラムの全てに見どころがあります。
本公演では、Aメロ・Bメロは優しく歌いながらもメリハリをつけた歌唱法。
それが一転サビになるとパワフルで伸びやかな歌い方へと変貌します。
特に「離れたくなくて〜」や「何も言わないで〜」の伸びがすごい。
ロングトーンの最後にビブラートをかけています。
この部分はAMAZONSのコーラスも入るので、より迫力を増していました。
ラストはカキくん&武沢さんによるツインギターの応酬パフォーマンス。
カキくん、原作から少しアレンジして弾いている部分が目立ちました。
ギターにもフェイクありです。 - 熱視線
前奏の前に打楽器によるパフォーマンスがあります。
眠れない隣人の前奏と同じようなリズムです。
それが終わるとお馴染みの前奏へ。
ここで観客の多くが立ち上がり、盛り上がります。
昨日はこの曲のラストに玉置さんがステージの左右に移動していたのですが、本日はそれが無し。
プルシアンブルーのときに移動していたからかな?と推察しています。
その分、ラストサビを歌える余白がありました。
個人的な好みですが、いつもフェイクで歌っているところを、たまに原作通りの歌い方をするのが好きです。
熱視線で言えば、最近の玉置さんは「つらーぬいて」や「身をー投げて」と、伸ばす部分を1音遅れさせる歌唱スタイルです。
昨日もそうでした。
ですが、ラストの「身を投げて」では「身ーを投げて」と原作通りの歌い方をしていて感動しました。
2017年@武道館がその歌い方で好きだったので、鳥肌がビビっと全身を駆け抜けました。 - ワインレッドの心
2019年@甲子園と同じ前奏前のメロディー。
それが終わるとカキくんのエレキギターが奏でられます。
この前奏がたまらなく好きで引き込まれます。
個人的なワインレッドのベストテイクは2019年@甲子園なのですが、この4日間で塗り替えられそうな気がしています。
お決まりのアレンジでは、「ガーデンシアターの夜も」と歌詞変更。
今日はこの部分により色気を感じました。
ラストは武沢さんの哀愁漂うアコギで終了。
この部分が他の音で少々聴き取りにくいのが難点ですね。 - 恋の予感
Aメロはお腹の底に響いてくるような低音、サビは心に直接突き刺さるような伸びです。
サビの抑揚も見どころ。
「あなたを」で裏声になるところや、「踊らせる/惑わせるだけ」でより丁寧に歌うところ、高い歌唱力が随所に見えます。
この曲は今年のオーケストラでも聞きましたが、何度聴いても感動的です。 - Friend
前半のラストと言えばこの曲。
歌詞の情景が目に浮かびます。
Aメロは優しく歌い、サビは力強く歌います。
ロングトーンを締めくくるビブラートが心地良いです。
2017年@武道館や2019年@甲子園、近年のオーケストラコンサートでは後奏の途中に玉置さんが退場していましたが、本公演では全ての演奏が終わってからステージを後にするスタイルです。
あのマイクを置いて、直立姿勢で歩く姿が好きなのですが、曲が終わってから戻るのも良いですね。
今年は故郷楽団ツアーでも、あなたがどこかでを歌い終えてから退場していたので、この形がスタンダードになっていくのでしょうか。 - 夕暮れ(instrumental)
ステージ上に施されたV字のライトセットがオレンジ色に変わり、夕焼けをイメージさせる演出です。
この曲は武沢さんのアコギと六ちゃんのベースが特に際立ちます。
本日の大雨を忘れさせるかのような、夕暮れを想起させる演奏でした。
その間、玉置さんはアウターのお着替え中。 - あなたに
玉置さんがステージ後方から出てきます。
本公演で唯一のアルバム曲。
この曲は本公演の中で最も玉置さんの歌唱が味わえる曲だと考えています。
最も好きな歌詞である「2人でいるために1人きり こんなにそばにいるというのに」で、私は感情的になってしまいました。
最後の「goodbye」まで丁寧に歌い上げて終了です。 - 悲しみにさよなら
ここで、昨日からセットリストの順番に変更がありました。
昨日演出のあったステージ後方のスクリーンがいつまでも出ないのでおかしいと思っていたところに、「泣かないで1人で」の歌唱です。
客席から驚いた声が漏れたのが聞こえました。
「これは他の曲も変わるのかな?」といったドキドキ感を持ちながら本曲を聴いていました。
お馴染みのアレンジは「愛を世界中のために」です。
曲順に関しての感想ですが、私はこの順番の方がしっくり来る印象がありました。
あなたにの後に、急にアップテンポな情熱を置くのではなく、本曲を挟んでから情熱以降のハードサウンド3曲(後述)に繋いでいくのが自然な流れだと感じました。
その後のメンバー紹介も、会場の盛り上がりをそのまま引き継げます。
私は来週以降もこの曲順で演奏されると予想します。 - 情熱
ステージ後方にスクリーンが表れました。
2017年@武道館の田中さんの姿が登場です。
田中さんの「1・2・3・4!」の掛け声に合わせてメンバーたちが演奏開始。
昨日もそうでしたが、田中さんの映像に対して寸分のブレ無く演奏が行われています。
「私は今、最高級の作品を見ている。これを生で見られることは本当に贅沢なことで幸せ者だ。」こんな想いが涙とともに込み上げてきます。
サビはAMAZONSが表パートを歌い、玉置さんが裏パートを歌っていました。
ラストサビに向かうにつれて盛り上がりが増して行きます。
後奏では安全地帯のギター4銃士がステージ中央に集まり弦を弾いていました。
2017年@武道館と全く同じ演出。
曲が終わると、会場左右のスクリーンにも田中さんの映像が映し出されます。
ここからは田中さんの1人舞台、ドラムパフォーマンスです。
田中さんのパフォーマンスが終わると玉置さんから「田中裕二!」の声。
こうした形でさえ、5人の安全地帯が見られて本当に感動しました。 - 真夜中すぎの恋
情熱の興奮をそのまま引き継いで始まるのは、さらなる盛り上がり曲である真夜中すぎの恋。
何か凄いことが起こりそうな予兆を感じさせる演出の直後、玉置さんの「Na~NaNaNa~Na~」の声。
ここからハードな演奏が始まっていきます。
カキくんのエレキギターがロックミュージックの真髄を表現します。
見どころはサビの「真夜中すぎの恋だから~」を玉置さんが歌うのかどうか。
初日ではAMAZONSにこのパートを譲っていました。
歌っても「恋だから~」の部分だけ。
「今日は歌ってほしいな」と注目して見ていると、1番は歌わず。
「やっぱり歌わないのか…」と思ったところ、2番で1度歌いました。
やっと聞けた玉置さんの生歌!
本公演で叶えたいことの1つが叶いました。
この部分、観客の皆さんも歌ってしまいますよね。
だってこのフレーズ前に「ヘイッ!」って言うんですもん。
最後は打楽器団によるパフォーマンス。
中北さん→原さん→ホセさんの順にスポットライトを浴びて1人ずつ演奏していきます。
これを3周繰り返して終了です。 - じれったい
まだまだ興奮は冷めません。
カキくんのエレキ演奏に合わせて玉置さんが遊びを入れる。
2017年@武道館、2019年@甲子園で演奏されたLonely Farの曲前によく似ています。
互いが互いを試すかのようなやり取り、50m走を全力で競っているかのような本気度です。
このパフォーマンスは途中からアドリブが入ってると思います。
あの流れのまま作曲できてしまうんじゃないか、というようなクオリティーの高さを感じました。
曲が始まると、AMAZONSの3人がステージの中央へ。
「You never get it.」のコーラスが原作で聴いたことあるやつです。
ラストサビに向かう間奏で、玉置さんがステージ後方に後退し、AMAZONSのパフォーマンスです。
安全地帯Ⅵのアルバムver.のように「じれったい」を連呼。
この姿を見ている玉置さんの姿がスクリーンに映し出されましたが、直立しているだけで圧倒的な存在感を醸し出していました。
玉置さんがステージ前方へ戻ると、ラストサビが始まります。
「もっと・もっと・もっと・もっと」と連発し、激しく歌い上げてこの曲も終了です。 - 〜メンバー紹介〜
今日も客席から見て左からメンバー紹介。
「キーボード、川村ケン」から始まります。
メンバーを呼び上げている姿もカッコ良い玉置さん。
安全地帯メンバーは、「ベース 六土開正」、「ギター 矢萩渉」、「ギター 武沢侑昂」の順で紹介していました。
最後に武沢さんからの「ボーカル、玉置浩二」でメンバー紹介を締めくくります。 - ひとりぼっちのエール
ロック調な曲が3曲続き、メンバー紹介を挟んでからのこの曲です。
神秘的なキラキラ音から始まり、カキくんのエレキギターが奏でられる音からは、夜明けを迎えた朝のような雰囲気を感じます。
まさに「新しい朝が光溢れ僕/君を待つ」かのように。
玉置さんの優しい歌声が会場を包み込み、最終盤の「La La La~」で観客がスマホライトを左右に振ります。
キーボードの川村さんとコーラスのAMAZONSが全力で客席に向かって手を振っていたのが印象的でした。
私も自分の席から後方の客席を見渡しましたが、とても綺麗でした。
ステージ上からの景色が気になるのでぜひ映像化してほしいです。
この曲が終わると、メンバーが全員1度退場します。 - I LOVE YOUからはじめよう
メンバーが再びステージに戻って来ました。
初日はサポートメンバーの方がLIVE 白Tシャツに着替えていたのですが、今日はそのままの衣装でした。
玉置さんのかけ声で曲が始まると、上空からは金と銀のテープが舞います。
席がバルコニー2だった私は連日で入手できず。
曲が始まってからずっと観客は総立ちでした。
ラストサビでもハート型の紙吹雪が舞います。
こちらもバルコニー席までは届きませんでした。
「あと2公演でせめて手に触れたい…!」と思っています。
ラストは安全地帯メンバー4人がステージ中央でギターを弾きます。
ステージ左右のセットから火花が上がる演出があり、公演の最後を飾りました。 - あの頃へ(Endroll)
全メンバーがステージ前方へ並び、客席に向かってお辞儀をします。
その後、サポートメンバーが退場して安全地帯の4人がステージの中央に残りました。
左から、カキくん・玉置さん・六ちゃん・武沢さん。
ずっと観客は総立ちで、拍手が鳴り止みません。
しばらく歓声のシャワーを浴びた後、4人でステージを後にします。
「この至高の時間も折り返し、あと2日も全力で堪能しよう」、私はそんな気持ちでこの瞬間を迎えました。
【全体の感想】
初日から一部曲順に変更がありました。
悲しみにさよならが第2部の前半に移動しています。
前述しましたが、この流れの方がすんなりと以降の演奏曲・メンバー紹介につながると感じました。
今年の故郷楽団ツアーでも前半は試行錯誤をしていたことから、この2日間で最適な形を見つけるために模索していたのだと推察します。
個人的には2日目の曲順が3・4日目も反映されると考えています。
しかし、その想像のさらに上を行くのが彼らの音楽です。
しっかりと身構えて、よりパワーアップした姿を見届けたいです。
初日は原作に忠実な歌い方をしている部分が目立った玉置さんの歌唱。
2日目は所々でフェイクを用いる場面がありました。
来週も素晴らしい歌声で我々を魅せてくれると思います。
多数の楽器によるサウンドの豊富さも1日目よりも感じました。
アップテンポな曲はもちろんですが、バラード曲でも迫力のある作品に仕上がっています。
どうしても玉置さんや安全地帯のメンバーに視線が集中してしまいますが、来週はもっとステージ全体に気を配れるようにしたいです。
目と耳が人数分欲しいですね。
それでは、次の公演まではあと1週間あるので、歌詞を丸暗記できるように予復習をしっかりと行いたいと思います。
私のレポももっと・もっと・もっと・もっとクオリティーを上げていきたいです。
セットリストの音源をよく聴き込んで、自分でも歌って、曲の情報をインプットしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こばかず
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