玉置浩二 with 故郷楽団 10周年 ~blue eggplant field(10/10)@水戸市民会館の感想とセットリスト

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先日の10月10日、玉置浩二 with 故郷楽団 10周年 Concert Tour 2025 〜blue eggplant field@水戸市民会館 グロービスホール公演に参加しました。

※本投稿では、公演のセットリストや演出を記載します。本ツアーは24会場34公演の規模で行われます。初日を迎えていない方や、ネタバレに抵抗のある方はご注意ください。

1. 公演前の様子

公演前の会場の様子です。

今年の6月には初めてシンフォニックコンサートも行われた会場。2023年7月に開館した新しいコンサートホールで、音響も非常に良い設計になっています。

2. サポートメンバー

本公演に参加するサポートメンバーは以下の通りです。

(敬称略)
キーボード:トオミヨウ
ギター:秋山浩徳
パーカッション:中北裕子
ベース:千ヶ崎学
ドラム:松原"マツキチ"寛
サックス/フルート:武嶋聡
バイオリン:吉田宇宙・白澤美佳
ヴィオラ:舘泉礼一
チェロ:村中俊之

バイオリンの白澤さんが本ツアーの最終日になりました。参加メンバーの中で唯一、1stバイオリンと2ndバイオリンの両方を担当したプレイヤー。この日は吉田さんとデュオのため、ラストは2ndバイオリンを弾くことになります。

演奏のみならず、ステージで曲を盛り上げる姿にも注目です。アップテンポな曲で手拍子をする姿、代表曲でリズムに合わせて飛び跳ねる姿。思う存分に躍動する様子に期待します。

3. 第一部の様子・各曲の感想

この日の座席は1階席の中央でした。ステージの全体がよく見渡せる位置で、かなりの良席だったと思います。

開演定刻の18時00分、バスカリーノの綺麗な青が浮かび上がる演出の下をサポートメンバーが入場。やがて、武嶋さんのフルートが持続音を演奏してパフォーマンスが始まります。

1. あこがれ

前述したフルートの音が長く鳴る中、トオミさんの指揮に導かれ、ストリングスとピアノのアンサンブルで曲がスタート。途中からは秋山さんのスチールギターが演奏が入り、独特なアクセントを加えました。

中盤以降は、松原さんのドラム連打や武嶋さんのフルート演奏が楽曲を盛り上げていきます。その後は一旦静寂を挟み、最後は繊細にトオミさんの指揮から始まる合奏で序曲が終了しました。

2. 青い“なす”畑

ストリングスの演奏中、玉置さんが上手から登場。姿を見せたその瞬間、中北さんがツリーチャイムを鳴らしたところに粋な演出を感じました。観客席から起こった割れんばかりの拍手が会場を包み、本編のパフォーマンスが始まります。

初めは玉置さんの弾き語りで展開。かなりゆったりとした序盤の入りになりました。芳醇な玉置さんの歌声と、重厚なギター音のみが贅沢に響く空間で、会場の音響の良さも実感しました。

3. からっぽの心で

弦カルテットとサックスのアンサンブルで前奏がスタート。武嶋さんのテナーサックスがよく主張するアレンジで、とても深みのあるサウンドでした。

歌唱パートが始まると、手拍子をする中北さんの動作に合わせて、観客席からも手拍子が飛びます。序盤は低音がよく響く玉置さんの歌声。タメを作って歌う場面もあり、とても奥行きのある歌い方が際立ちました。

4. それ以外に何がある

前奏や間奏で、玉置さんの歌声と吉田さんのバイオリンが交互に顔を出す、素晴らしいアレンジがありました。玉置さんの歌声が終わると吉田さんのバイオリン演奏が入り、この演奏が終わると玉置さんの

NaNaNaNa〜

といった歌声が入る構成で、美しく流れるような音のバトンタッチが行われました。

歌唱パートに入ってからは、骨太な打楽器のリズムが印象的な音作りでした。バラード曲においてもハッキリとした音の輪郭を形成するサウンドで、曲に厚みが生まれていました。

5. 太陽さん

曲前、中北さんのソロパフォーマンスがスタート。シンプルなシンバルに始まり、螺旋状にカットされたスパイラルトラッシュ、そしてコンガを叩く順番で演奏が進んでいきました。

曲の始まり、

太陽さん おはよう

で目の前に手を伸ばす玉置さん。白いライトで照らされた、眩しい姿が神々しく輝きました。その後は非常にファンキーな歌い姿で曲が展開。1番サビのラストでは、

太陽さ〜〜〜ん

のトーンを大胆に崩して歌い、最後を

Oh〜!

と叫ぶ締めくくりで2番に向かいました。

2番に入ると、武嶋さんのサックス演奏がよく入るようになります。この演奏がとても素晴らしく、的確にリズムを当てていました。

後奏ではようやくギターを肩にかける玉置さん。とはいえ、特にギターを弾く様子はなく、吉田さんの方を向いてバイオリン演奏をじっとしばらく静観する姿がありました。

6. 古今東西

過激にサポートメンバーの演奏がひしめく曲前のステージ。その流れに乗るように、ここで玉置さんが叫びました。迫力あるシャウトの後には、裏声のフェイクも織り交ぜる玉置さん。早くも見せ場を作りました。

曲が始まると、ベースと打楽器がリズムを生み出す豊かなサウンドで進行。シンプルなフレーズを連呼する、

ガンバレ ガンバレ

では客席からガッツポーズも飛び交い、大盛況の様相を見せました。

本曲はサポートメンバーのソロ演奏にも大きなスポットライトが当たります。吉田さんが立ち上がってバイオリン演奏を始めた際には、客席からあっという声が上がりました。

7. 最高でしょ?

ここでも曲前に裏声を連発する玉置さん。やがて

最高でしょ?

の歌声で曲が始まります。序盤はまったりしたムードで進行。ここでは秋山さんのエレキギター演奏がよく目立ちました。ここまで、ベースやサックスの音が主張する場面はよく見ていましたが、この日はエレキギターの鋭い音が際立つアレンジに聴こえました。

曲の中盤、玉置さんの

愛して〜!

といった歌声を皮切りに、松原さんのドラムがスピード感を転調。見事に流れを変える演奏でした。直後から始まる、間奏に合わせた

最高でしょ?最高でしょ?

の歌唱シーンでは、玉置さんが肩からかけたギターを叩きながら歌う場面があり、激しさを感じました。

ここまで、時にはノーマイクも取り入れながら、叫ぶ歌い方が印象に残った曲のラスト、

ひとりで遊ばないで

はささやくような歌声で締めくくり。原作さながらの甘い歌声で終了しました。そこから松原さんのドラムソロに引き継がれ、曲後には玉置さんがギターを抱きかかえる姿も見せました。

8. コール

大きな間が空いた曲前。水分補給をしている玉置さんに対して、観客席から声援が飛びました。

玉置さん
玉置さん

(透明な水を飲む)

観客男性
観客男性

玉置さんかっこいい〜!

玉置さん
玉置さん

(蓋付きのマグカップを飲む)

観客
観客

笑笑

準備完了後、トオミさんの丁寧な指揮でストリングスの前奏がスタート。弦カルテットによる荘厳な演奏が、ここまで続いたアップテンポの楽曲によって醸成された熱気を、急激にクールダウンするような雰囲気を作り出しました。

この曲は、序盤の語りかけるような歌声から、クライマックスの豪快な歌声への変化が素晴らしかったです。サウンドアレンジも、こうした世界観に合わせるように移り変わりました。最初は秋山さんのギターが繊細な伴奏を担当し、サビでは松原さんのバスドラムが強く音を踏み締める演奏体系。その時々で曲のテイストにマッチした音作りが採用されました。

曲後は玉置さんが上手に退場。圧巻のパフォーマンスを讃える拍手が会場を包み込みました。

4. 第二部の様子・各曲の感想

約20分間のインターバル後、第二部が始まります。

9. 青い“なす”畑(Instrumental)

インスト曲の中盤、武嶋さんのフルートが本曲の歌詞パートを演奏します。

とまと畑がある 家の庭の限られた
そこで真っ赤に色づくと
「思われ」「慕われ」「覚悟した」

ここでは、チェロの村中さんも演奏に加わり、またライトがその姿を強調しました。

その後はアンサンブルを経て、最後はトオミさんのピアノが主旋律を演奏。

とまと畑の“青い”なす

静かな演奏で締めくくりました。

10. 嘲笑

玉置さんが登場。前奏中、スタンドに設置されたマイクを外して、マイク1本のパフォーマンスになります。この曲は、玉置さんが一言一言をとても丁寧に歌っていた印象を持ちました。特にラストサビでは、非常にゆったりしたリズムで歌い始め、その雰囲気を強めました。

11. しあわせのランプ

曲前、中北さんが鳴らす鐘の音。ゆっくりした間隔で、合計3度鳴り響きます。玉置さんは胸に手を当ててうつむき、じっくりとその神聖な音に聴き浸りました。

ストリングスの曲前演奏中、再びバスカリーノを渡されて玉置さんがステージ前方へ。スポットライトが玉置さんの姿のみを強調し、弾き語りでパフォーマンスが始まります。玉置さんの歌声と、ギター音のみが響く贅沢な音響空間。やはりここでも、会場に広がる音の良さを実感しました。

バンドメンバーの演奏も入り、曲の盛り上がりがピークに達する

この星を見つめて
めぐりあった頃のことを思って

では、玉置さんの凄まじいロングトーンがありました。豊かな声量で音が割れる一歩寸前の迫力ある歌声は、圧巻そのものでした。

12. サーチライト

いつもと同じく、オレンジの暖色がシンプルにステージを照らして、暖かみのある雰囲気で進行。1番から2番に移る間奏では、観客席から大きな拍手が起こりました。

クライマックスの、

サーチライトはそうなんだ
君なんだ 君なんだ

では、客席に向けて一直線に手を伸ばす玉置さん。いつも見せるような、同じスピードでワイドに展開する動きというよりは、ひたむきに目の前へ手を向けるモーションでした。

13. じれったい

打楽器隊のリズムでスタート。ストリングスメンバーやトオミさんが手拍子をする動きに合わせて、ホール内が早くも盛況の様相に変化。観客も総立ちになります。

1番のサビ、1つ目の見せ場が現れます。

もっと もっと水戸みとを知りたい

といった、玉置さんの地名を入れたアレンジ。ここで客席があっと沸きました。この流れに乗るように、テンポ良く

知りたい

ともう1発入れる玉置さん。ここでさらに観客の熱気が高まりました。

2番もサビで同様の歌詞アレンジがあります。

止まらない ふたりの続きを
止まらない 水戸みとの夜を

ここでもまた、客席から歓声が起こりました。その後の

ずっと 夢を見せて

もっと もっと知りたい

と歌う玉置さん。かなりゆったりしたテンポで歌い上げました。

その後の間奏はサポートメンバーのフィルインに。まず武嶋さんが前方に移動して、サックスのソロパートがスタート。玉置さんもそれを迎え入れ、ギターで掛け合いを行いました。続けて打楽器隊によるパフォーマンス。松原さんと中北さんが互いに向き合って、大迫力の演奏が繰り広げられました。ここでは玉置さんが観客の視界を確保するように下手端まで移動し、目の前の観客が歓喜に沸くシーンもありました。

14. 好きさ

玉置さんが秋山さんを指差し、エレキギターのパフォーマンスがスタート。過激な演奏が展開されていきました。演奏が進むにつれて激しさを増していき、他のメンバーたちもその演奏を煽るようになります。特にこうした姿が顕著に映るのが、秋山さんの後方に位置するドラムの松原さんで、シンバルの音を織り交ぜたり、黒いタオルを秋山さんに向けて上下にバタバタ振る演出で、このソロパフォーマンスを彩りました。

その間、玉置さんはひとときの水分補給を過ごします。蓋付きのマグカップ→透明な水の順にドリンクを口にして、本編の始まりに備えました。

やがてギターリフが終わると、雰囲気が一変して玉置さんの

好きさ

で曲がスタート。この瞬間、観客席から黄色い声援が上がる演出は、もはや楽曲を形成する一部分になりました。

この曲は、終盤に玉置さんがステージを移動していきます。今度は上手端に向かって歩いていき、間奏中に連発する

好きさ

の歌声を放ちました。

ラストはステージ中央で終了。玉置さんの大胆な

好きさ〜!

のシャウトで打楽器の激しい演奏が始まり、最後の盛り上がりが生まれていきます。こうした過激な演奏とは裏腹に、ステージで膠着する玉置さん。何やら

玉置さん
玉置さん

もう1回☝️

といったポーズを見せていました。演奏音がピッタリと止まったのち、玉置さんが打楽器隊に向けてギターを振りかざすと、再び演奏がスタート。ハイレベルなチームワークを感じる、二部形式の打楽器演奏で曲がフィニッシュしました。

メンバー紹介

ここでメンバー紹介です。玉置さんがギターを持ったまま、上手側のメンバーから順に担当楽器と名前を呼び上げていきます。

ギター・秋山浩徳
パーカッション・中北裕子
ドラムス・松原"マツキチ"寛
ベースギター・千ヶ崎学
サックス&フルート・武嶋聡
1stバイオリン・吉田宇宙
2ndバイオリン・白澤美佳
ヴィオラ・舘泉礼一
チェロ・村中俊之
サウンドプロデュース&アレンジ、キーボード・トオミヨウ

トオミさんの紹介後には、玉置さんがギターを持ったままトオミさんの元に歩み寄り、2人が健闘を讃え合いました。

15. JUNK LAND

「Kt」のツアーロゴの下に「DEKISOKONAI」のメッセージが、ステージのバックスクリーンに投影されてスタート。バイオリンが流暢な前奏に、武嶋さんのサックスがよく乗るスタイルが特徴的です。

玉置さんの歌唱パートに入ると、リズム隊の演奏がよく目立つ中、曲が進行していきます。特に千ヶ崎さんのベース音が重たく鳴り響き、独特なグルーヴを生成しました。

1つの見せ場である、

待ってる人のその前で
泣いてる人のその前で

からは、すでにお馴染みになった吉田さんのヘッドバンキング奏法。ガンガン頭を振りながら、迫力ある格好で演奏を推し進めていきます。その姿をよく見ると、足でもリズムを取りながら演奏をしていることが分かりました。あまりの激しさに、それを見て笑みを浮かべた隣の白澤さん。髪を大きく靡かせながら行うパフォーマンスで、2番が始まった際には髪を手でかき上げる仕草も確認しました。

曲が転調するクライマックスの、

ガラクタだけど 心を込めて
昔のように 僕と暮らそう

以降はサポートメンバーが大きな手拍子を客席に向けて送り、観客もそれに応えて大盛況を後押ししました。

続くパート、

ガラクタだけど 心を込めて
緑の丘で ふたりで暮らそう

は観客の合唱になりました。このタイミングで、先んじてチェロの村中さんがその場にスタンディング。少し遅れて他の弦カルテットメンバーも立ち上がりました。

最後は玉置さんと観客のコール&レスポンスになります。

玉置さん
玉置さん

Foo〜

観客
観客

Foo〜

といった裏声を4回ほど。

玉置さん
玉置さん

Yeah〜

観客
観客

Yeah〜

といった地声も4回ほど受け答えが行われました。いずれも回数を重ねるごとに音程変化がキツくなるスタイルでした。続けて同曲のラストフレーズのC&Rが行われます。

玉置さん
玉置さん

JUNK LANDで〜

観客
観客

JUNK LANDで〜

玉置さん
玉置さん

JUNK LANDで〜〜

観客
観客

JUNK LANDで〜〜

玉置さん
玉置さん

JUNK LANDで〜!

観客
観客

JUNK LANDで〜!

玉置さん
玉置さん

JUNK LANDで〜〜!!

観客
観客

JUNK LANDで〜〜!!

玉置さん
玉置さん

J・U・N・K
L・A・N・D
で〜〜〜!!!

玉置さんが放つ圧巻の歌声。このトーン中に違和感を覚えました。いつもはここで玉置さんが右手を指揮してバック演奏の再開を促すものの、この日はその動作がなくこのパートを歌い終えました。歌い終わってしばらくすると、両手を観客に向ける玉置さん。この違和感の正体は、もう1回観客にレスポンスをさせるための布石でした。その後、観客によるまばらな

観客
観客

JUNK LANDで〜〜〜

の歌声で終了。ここでようやく玉置さんがバンドメンバーに演奏再開を指揮して、まさかのレスポンスサイドで曲が締めくくられました。

曲後もまだまだ続くこの演出。玉置さんが再度、

玉置さん
玉置さん

Foo〜

玉置さん
玉置さん

Yeah〜

玉置さん
玉置さん

JUNK LANDで〜!

と即興で歌い、観客の反応を見ていました。これは非常にカジュアルな砕けた姿でした。

16. 田園

盛り上がりが持続したまま代表曲がスタート。玉置さんの歌唱パートに突入すると、サポートメンバーが大きく手拍子をして、この曲も大盛況のステージになりました。

サビのアレンジは、

愛はここにある 水戸みとにある

で、

水戸みと〜〜に〜〜ある

といった二段階方式の伸ばし方で玉置さんが歌い上げました。

2番は武嶋さんのサックスが随所に演奏を担当。隣の吉田さんが武嶋さんに近付いて、その演奏を引き立てる姿がありました。

最後まで大きな手拍子が衰えることなく曲も終了へ。ラストは玉置さんがギターを素早く手に持ち替えてフィニッシュしました。曲後はこのギターをスタンドに置き、ネックを触って労わる姿。ギターを大切にする様子が伝わりました。

その後は観客からの拍手が続き、バンドメンバーがその場に立ち上がってしばらくその音を聞きます。次第にこの音が揃い、拍手というよりは手拍子のような音に変化して、割れんばかりの音がホールに大きくこだましました。

やがて玉置さんがバスカリーノをスタッフから渡されて次曲に向かいます。

17. メロディー

ここまで、第二部はアップテンポの曲が続いていましたが、そのムードを抑制するようなバラードが始まります。玉置さんの歌い姿も、こうした曲調にチューニングされました。右手ではスタンドに設置されたマイクをしっかりと握りしめ、左手はギターの弦に触れてミュート。曲に没頭する姿がありました。

曲のラストフレーズ、

あの歌は心から聞こえてるよ

は玉置さんの弾き語りで終了。バック演奏が止まり、本格的にギターの弦を弾く玉置さん。ここまで再三の見せ場を作ったバスカリーノの音が突如として聴こえるようになり、また玉置さんの歌声と調和するサウンドが非常に素晴らしかったです。

曲後はサポートメンバーがステージ前方に整列。

(下手から)
Vc.村中さん
Va.舘泉さん
Vn.白澤さん
Vn.吉田さん
Key.トオミさん
Vo.玉置さん
Sax.Fl.武嶋さん
Ba.千ヶ崎さん
Gt.秋山さん
Perc.中北さん
Dr.松原さん

圧巻のパフォーマンスを讃える、万雷の拍手がステージに向けて送られました。しばらくすると、下手側のメンバーから退場。玉置さんが1人残ったステージで、アンコールの演出が始まります。

5. アンコールの様子

玉置さん
玉置さん

(下手の楽器に右手を向ける)

玉置さん
玉置さん

(上手の楽器に左手を向ける)

玉置さん
玉置さん

(下手のメンバーにガッツポーズ)

玉置さん
玉置さん

(客席に向けてお辞儀)

玉置さん
玉置さん

(テーブルに向かう)

玉置さん
玉置さん

(蓋付きのマグカップを手に取る)
(少し飲む)

玉置さん
玉置さん

(黄色のドリンクを手に取る)
(少し飲む)

玉置さん
玉置さん

(透明な水を手に取る)
(これは飲み干す)

観客
観客

Foo〜!

玉置さん
玉置さん

(空のボトルを下手のメンバーに掲げる)

玉置さん
玉置さん

(客席にも掲げる)

玉置さん
玉置さん

(黒いタオルで手を拭く)

玉置さん
玉置さん

(アームカバーをまくる)

玉置さん
玉置さん

(マイクスタンドを前に出す)

玉置さん
玉置さん

(ギターを手に取る)

玉置さん
玉置さん

(ステージ前方に移動)

Ec1. ワインレッドの心

玉置さんがギターを弾きながらスタート。

もっと勝手に恋したり
もっとキスを楽しんだり
忘れそうな想い出を
そっと抱いているより
忘れてしまえば

今以上 それ以上 愛されるのに
あなたはその透き通った瞳のままで
(以降マイクから離れて歌う玉置さん)
(客席から合唱が自然発生)

あの消えそうに燃えそうなワインレッドの

心を持つあなたの願いが叶うのに
観客
観客

👏👏👏

Ec2. 恋の予感

玉置さんが客席に手を伸ばし、観客の合唱でスタート。ここから客電も点灯します。

なぜ なぜ あなたは 綺麗になりたいの
(下手に移動する玉置さん)
その目を(ヘイ!)誰もが 見つめてくれないの
(上手に移動する玉置さん)
夜は(※)気ままに あなたを踊らせるだけ
恋の(※)予感が ただ(※)駆け抜けるだけ

(※)ここで玉置さんが右手を上げて、観客に歌声のボリュームアップを指揮しました。

観客
観客

👏👏👏

Ec3. 悲しみにさよなら

玉置さんの弾き語りでスタート。観客の合唱も自然発生する始まりになりました。

泣かないでひとりで
ほゝえんで見つめて
あなたのそばにいるから

夢にまで涙が溢れるくらい

恋は壊れやすくて
抱きしめる腕の強さでさえなぜか
揺れる
(2階席に手を伸ばす)心を
止められない

でも泣かないでひとりで
ほゝえんで見つめて
あなたのそばにいるから

悲しみにさよなら
ほゝえんでさよなら
愛を世界の平和のために
玉置さん
玉置さん

(ギターをスタンドに置く)

玉置さん
玉置さん

(ステージ前方に移動)

ここで玉置さんがアカペラでもう1発。

玉置さん
玉置さん

愛を茨城のために〜

ここで観客が再び沸きました。

観客
観客

👏👏👏👏👏

Ec4. 夏の終りのハーモニー

玉置さんと観客のユニゾンでスタート。もう玉置さんのジェスチャーが無くとも、自然と合唱になります。

今日のささやきと昨日の争う声が
ふたりだけの恋のハーモニー
(弦を弾く仕草と声でリズムを取る玉置さん)
夢もあこがれもどこか違ってるけど
それが僕と君のハーモニー

夜空をたださまようだけ
(ハミングでリズムを取る玉置さん)
誰よりもあなたが好きだから
素敵な夢あこがれを
いつまでもずっと

(語気に合わせて手を伸ばす)忘れず・・・に〜〜〜
観客
観客

👏👏👏

Ec5. MR.LONELY

両手を広げて叫ぶ玉置さん。やはり、ここでも早くから観客の合唱になります。

玉置さん
玉置さん

Oh~~OhOhOh~
Oh~~OhOhOh~
Oh~Oh~OhOh~
Oh~Oh~OhOh~

観客
観客

Oh~~OhOhOh~
Oh~~OhOhOh~
Oh~Oh~OhOh~
Oh~Oh~OhOh~

観客
観客

Oh~~OhOhOh~
Oh~~OhOhOh~
Oh~Oh~OhOh~
Oh~Oh~OhOh~

この日は3回の唱和で終了しました。

玉置さん
玉置さん

(上手に退場)

観客
観客

👏👏👏

その後、館内アナウンスが流れて終演しました。ゾロゾロと帰路に着く観客の波。左右と後方の入退場口に向けて、観客が歩いていきます。

するとそのとき、玉置さんが上手から再びステージに姿を現しました。出口から一斉に引き返す観客。玉置さんは一直線にギターへ向かい、肩にかけてマイクスタンドの前で歌い始めました。

Ec6. I LOVE YOUからはじめよう

無くさないで夢を 忘れないで愛を 心を開いて
I LOVE YOU I LOVE YOU I LOVE YOU More

涙の向こうに 輝く瞳に 答えを探して
I LOVE YOU I LOVE YOU I LOVE YOU More

無くさないで夢を 忘れないで愛を 心を開いて
I LOVE YOU I LOVE YOU I LOVE YOU
I LOVE YOU More〜!
玉置さん
玉置さん

(ギターを肩にかけたまま華麗に上手へ退場)

観客
観客

👏👏👏👏👏

主役の再登場に、会場が一際沸きました。その後、もう1度館内アナウンスが流れて、今度こそ終演。非常に盛り上がった水戸公演が終了しました。

以下、楽曲のセットリストです。

6. セットリスト

玉置浩二 with 故郷楽団 10周年
Concert Tour 2025 ~blue eggplant field
10月10日

水戸市民会館 グロービスホール
セットリスト

【一部】
1. あこがれ
2. 青い“なす”畑
3. からっぽの心で
4. それ以外に何がある
5. 太陽さん
6. 古今東西
7. 最高でしょ?
8. コール
【二部】
9. 青い“なす”畑(Instrumental)
10. 嘲笑
11. しあわせのランプ
12. サーチライト
13. じれったい
14. 好きさ
~メンバー紹介~
15. JUNK LAND
16. 田園
17. メロディー
【アンコール】
Ec1. ワインレッドの心
Ec2. 恋の予感
Ec3. 悲しみにさよなら
Ec4. 夏の終りのハーモニー
Ec5. MR.LONELY
Ec6. I LOVE YOUからはじめよう

7. 公演後の様子

公演後の会場の様子です。

何度も盛り上がりの波が打ち寄せる展開が印象的な公演でした。「じれったい」で「知りたい」の連発、「好きさ」で見た玉置さんのサイレントモードからの打楽器2連発、「JUNK LAND」の曲後にも行われたコール&レスポンス、そしてアンコールの退場後に再登場する姿。さらに上を行く盛況がホールを渦巻き、熱気に満ち溢れた夜になりました。

バイオリンの白澤さんは、この公演で全8公演のフィナーレとなります。ツアー初日にあたる8/7の立川公演。「古今東西」でその場に立ち上がってソロパートを演奏し始めたときは痺れました。代表曲「田園」では、サビのリズムに合わせてぴょんぴょん飛び跳ねる姿が印象的で、ステージを活性化させる一翼を担いました。またお目にかかれることを楽しみにしています。

こばかず

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