玉置浩二 Navigatoria公演(5/25)@東京ガーデンシアターのセットリストと感想

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こんばんは。
こばかずです。

先日の5月25日、billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2023 “Navigatoria”@東京ガーデンシアター公演に参加しました。

※本投稿では、公演のセットリストや演出を記載します。本ツアーは10都市18公演の規模で行われます。初日を迎えていない方や、ネタバレに抵抗のある方はご注意ください。

1. 公演前の様子

公演前の様子です。

会場内には至るところに玉置さんの写真がありました。
いつ見ても大迫力なジャケット。
もうそろそろ見納めだと思うと、残念な気持ちになります。

その後、着席。
この日の座席はアリーナ席後方で、バルコニー席に覆われた位置でした。
直接ステージを見るのは少し難しい距離感。
要所のポイントはモニターで確認しました。

2. 公演の様子・各曲の感想

定刻から6分遅れの18時36分、東京フィルハーモニー交響楽団、大友さんの順に入場。

1. 歓喜の歌

オーボエとフルートのソロパートの際に、演奏者の姿がモニターに映し出されます。
ともに女性奏者だったのが印象に残っています。

2. あこがれ

玉置さん登場。
いつものように、右手を胸に当てて聴き込みます。
この姿、先日に発刊された会報の表紙にもなっていましたね。
ステージに立っているだけで圧倒的な存在感を感じます。

3. ロマン

「追い~~~続けて」と「小~~~さな灯に」の裏声が美しすぎます。
繊細ながらも途切れない、見事な歌声でした。

4. GOLD

圧巻はラストのサビ。
黄金色に輝く」以降の声の伸びが素晴らしかったです。
この日は玉置さんのロングトーンが特に印象的で、他の曲でも鮮明に記憶が残っています。

5. キラキラ ニコニコ

前奏時に玉置さんの口笛あり。

この日、玉置さん初のジェスチャーは「海へ行こうよ 世界は広いよ」のところ。
左手を前に出し、横にスライドしていました。
このタイミングで会場が蒼くライトアップ。
前回の高崎で印象的だったシーンを再確認できました。

歌唱は、この曲もやはり声の伸び。
「おはよう~~~ どんな天気でも」や「僕がおぶってあげるよ~~~」の力強さが見事でした。

後奏中には、玉置さんを背に、観客席が映し出されるモニター演出がありました。
この日はところどころでこのカメラワークがあり、その度に感動しました。

6. MR.LONELY~All I Do~サーチライト(メドレー)

MR.LONELYからソロメドレーがスタート。
3/30@東京国際フォーラム公演、4/13@高崎芸術劇場公演では、クライマックスの「どんなときでも」で、裏声を用いた原作通りの歌唱スタイルが印象に残っていました。
しかし、この日は近年よく見るアレンジを施した歌い方。
ここから一気に盛り上げていきます。

ラストの「元気で~~~いるから」の伸びやかな声が素晴らしい。
その流れで、地声のハミングを聴きたかったところですが、ここは裏声。
絶好調な玉置さんの叫ぶハミングを聴きたい!

7. あなたがどこかで

終始、語りかけるような歌い方が特徴的な曲。
それにも関わらず、オーケストラの演奏に埋もれることなく届いてくる歌声が見事です。
どんな発声をすれば、あんなに一直線に歌声が通るんでしょうか。

8. Friend

やはりこの曲、最高峰の歌声です。
4/13@高崎芸術劇場で衝撃を受けましたが、この日も凄まじかったです。
曲の最初はゆっくりと丁寧に歌い上げるも、サビは一転して強烈なロングトーン。
トーンの強弱、ビブラートの有無を歌う部分に応じて変化させています。

歌が終わり、オーケストラの演奏中に玉置さん退場。
第一部終了。

9. ドビュッシー「小組曲」第二楽章 行列

20分の休憩があり、第二部スタート。
初めは落ち着いた曲調のこの曲。
それが徐々に盛り上がりを帯びていきます。
最後はこの盛り上がりが最高潮に達し、楽団の音を大友さんが一気にかき消す動作で終了。

10. 愛の戦友

玉置さん、再入場。
前奏中、照明が赤くライトアップされて曲がスタート。

ところどころ、音程を崩して歌ったり、歌い始めを遅らせたりする歌い方が目立ちます。
個人的に好きな部分が、サビの「愛のせいで〜〜〜」で伸ばす部分を変える歌い方。
この日は最初がこの歌い方で、以降は原作と同じような歌い方でした。

11. 行かないで

4月の高崎公演では、サビを終始裏声で歌い上げたことが記憶に残っているこの曲。
この日はそれに加えて、力強い歌い方も戻っていました。

最大の見どころは1番のサビ。
「いつまでもずっと離さないで〜〜〜」と強烈に歌った後、「Ah〜」と裏声に切り替える部分で鳥肌が立ちました。
音程も声量も全くブレない歌唱力に脱帽です。

12. ワインレッドの心〜じれったい〜悲しみにさよなら(メドレー)

ワインレッドもお馴染みの歌い方が復活。
ラストの「あの消えそうに燃えそうなワインレッドの」で、叫ぶ歌い方が戻ってきました。
その後の、じれったい〜悲しみにさよならもパワフルに歌っていきます。

普段と違ったのが、悲しみにさよならのアレンジ。
「愛を世界の平和のために」でした。
近年はずっと「愛を世界中のために」だったので、驚きました。
今後もどんなアレンジをするのか、注目します。

オーケストラの後奏中、非常に充実感のある玉置さんの顔がモニターに映し出されました。
玉置さんがああいう表情をすると、こちらまで嬉しくなります。
この日の玉置さんはとても楽しそうに歌ってたのが印象的で、ご自身でも良い手応えがあったのだと思います。

13. JUNK LAND

いつもよりもスピード感がありました。
聴きながら「こんなに速くて歌えるんだろうか…?」と思ったほどです。
しかし、そこは心配無用。
リズムから遅れることも、歌詞を噛むことも一切なく、歌い上げました。

ラストはオーケストラの演奏に合わせた裏声のスキャット。
大友さんの指揮と息がピッタリ合った歌い終わりで、直後に観客から拍手・歓声が上がりました。
その後、玉置さんと大友さんがガッチリと両手を合わせている姿があり、ステージ上の方々も満足感を持っている様子が伺えました。

14. 夏の終りのハーモニー

コンサートの2日後、同曲が公式チャンネルからYouTubeにアップされました。
2021年7月20日、同じく東京ガーデンシアターで行われた映像です。

1番のサビで「忘れずに〜〜〜」で延々と続くロングトーン、この日もありました。
3月のフォーラム公演で、初めてこの歌い方を目にして以降、この歌い方が目立ちます。
ラストはマイクを置いての歌唱。
アリーナ席後方にもしっかりと届いてくる歌声。
今年65歳になるにも関わらず、あの声量をキープしているのは凄まじいことだと思います。

曲後、玉置さんと大友さんが肩を寄せ合うシーンがありました。
その後、大友さんが指揮台から降り、客席から見て玉置さんが右、大友さんが左に位置。
そこから2度、2人が退入場をして大友さんが指揮台へ。

15. 田園

まずは管弦楽、ベートーヴェンの“田園”。
そこから玉置さんの“田園”の前奏がスタート。
玉置さんがステージに戻ってきます。
観客は総立ち。

1番サビのアレンジは、「愛はここにある ガーデンシアターにある」でした。
最近、会場名を言うことが多いと感じています。
沖縄公演では何と言うのでしょうか。
昨年の河口湖ステラシアター公演では、「ステラシアターにある」でした。

ラストは激しいスキャットで歌い終わり。
この迫力がいつにも増して凄く、演奏が終わる前に拍手喝采です。

16. メロディー

最後の曲はメロディー。
この日を象徴するような、力強い歌い方が見れました。
ラストはお馴染みのノーマイク。
「泣かないで〜〜〜」では、オーケストラの演奏が優勢になり、玉置さんの歌声が聴きづらいことが多く気になっていましたが、この日は玉置さんの歌声もしっかりと聴こえてきました。

その後、玉置さんが1度退場するも、再びステージに戻ってきました。
ステージの端で挨拶をして、エアハグが出ました。
その後、退場。
終演のアナウンスが流れると、途中で玉置さんが戻ってきました。
アナウンス、強制終了。
観客席をはじめ、楽器の片付けをしている楽団の方々に対してもお辞儀をしている姿が印象的です。
楽団の方々も手を止めて、玉置さんに拍手をしていました。
その後、玉置さんが退場をして終演。

以下、楽曲のセットリストです。

3. セットリスト

billboard classics
玉置浩二
LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2023
“Navigatoria”
5月25日
東京ガーデンシアター
セットリスト

【一部】
1. 歓喜の歌(管弦楽)
2. あこがれ(Instrumental)
3. ロマン
4. GOLD
5. キラキラ ニコニコ
6. MR.LONELY〜All I Do〜サーチライト(メドレー)
7. あなたがどこかで
8. Friend
【二部】
9. ドビュッシー「小組曲」第二楽章 行列(管弦楽)
10. 愛の戦友
11. 行かないで
12. ワインレッドの心〜じれったい〜悲しみにさよなら(メドレー)
13. JUNK LAND
14. 夏の終りのハーモニー
【アンコール】
15. 田園
16. メロディー

4. 公演後の様子

公演後の様子です。

5. 全体の感想

私自身、本ツアーは5回目の参加になりましたが、玉置さんの調子が最も良かったと感じました。
前回参加した4月の高崎公演で復調気味の様子は見られましたが、4月末〜5月が遠征続きの過密スケジュールだったため、少し心配していました。
そんな不安をものともせず、むしろ調子を上げてくる玉置さんの姿には感服する一方です。

この調子で沖縄2Daysも楽しみにしていましたが、当日は台風予報。
公演2日前の本日も開催可否が不透明です。
billboardによる情報では、明日に詳細な予定が発表されるといったアナウンスがありました。
玉置さんが元気に歌い、参加予定の全員がコンサートに行けるように、願うばかりです。

こばかず

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【今後のコンサート参加予定】

billboard classics 玉置浩二
LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2025
"ODE TO JOY"
Coming Soon…

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