玉置浩二 故郷BAND 〜田園〜@宇都宮市文化会館(9/9)のセットリストと感想

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こんばんは。
こばかずです。

先日の9月9日、玉置浩二 Concert Tour 2023 故郷BAND ~田園~@宇都宮市文化会館公演に参加しました。

※本投稿では、公演のセットリストや演出を記載します。本ツアーは32会場36公演の規模で行われます。初日を迎えていない方や、ネタバレに抵抗のある方はご注意ください。

1. 公演前の様子

公演前の会場の様子です。

この会場は、宇都宮市の中心からやや離れており、交通アクセスに若干の難がありました。宇都宮駅からバスで20〜30分ほどかかります。昨年のクリスマスディナーショーで同卓になった方が、「宇都宮は会場に着くまでに時間がかかる」と仰っていたのを実感しました。

2. 公演の様子・各曲の感想

この日の座席は、1階席中央やや右寄りでした。歌っている玉置さんの姿がとても見やすい位置です。

開演5分前の17時25分、アナウンスが流れて場内の時計が消灯されました。そこから5分後、定刻の17時30分に公演スタートです。

ステージ上から6本の青い光線のみが会場を照らす暗い中、サポートメンバーが登場します。それぞれが自身の位置につくと、楽器を鳴らしてラスト調整。その音が鳴っている最中、右奥のステージ裏から玉置さんが登場します。このタイミングでステージ上の明かりが点き、客席からの視界が広がると、大きな拍手が会場を包みます。それに右手を広げて応える玉置さん、その流れで故郷BANDメンバーに手を向ける姿もありました。その後、1度マイクの前で叫ぶと、ギターを肩にかけて再びマイク前へ。このとき、すでに各楽器の音・客席からの拍手は止み、一瞬の静けさがホール内に漂います。

1. CAFE JAPAN

玉置さんがイントロのメロディーを発声することが合図になり、直後からメンバーの演奏が乗ることで曲が始まります。ご当地アレンジは、

Hey Hey Good Time 宇都宮で〜

でした。この日は、この発音にとてもリズム感があったように見えました。

サビでは、サポートメンバーの演奏手法も確認しました。中北さんがタンバリンを叩き、合いの手を佐野さんのトロンボーンが取っていました。この日は、アップテンポな曲で見た中北さんのタンバリン、随所にソロパートがある佐野さんの演奏も印象に残っています。

2番に入ると、玉置さんの印象的なジェスチャーや、歌い回しのアレンジがありました。

大きな樹の下で、君と出会っていたならどうでしょう

では、客席に向かって3ヶ所ほど指差し。続く

慎ましい言葉や、思い出はあせないでいたんでしょう〜

直後の「Oh Oh〜」の語尾で、リズム感を持たせたフェイクをかけていました。このような、動きや歌い方に若干の変化を付けてくる部分が、個人的には大好きなポイントです。

最後の間奏は、主旋律を佐野さんがトロンボーンで演奏します。ここで玉置さんが佐野さんのもとに向かい、ギター×トロンボーンの掛け合いをしていました。昔から親交のある2人が、現在も同じステージで音楽をしていることを考えると、感慨深い気持ちになります。

2. Honeybee

CAFE JAPANの終了後、ここでもマイク前で1度叫ぶ玉置さんの姿がありました。直後にドラムへ向かい座ると

Wow〜Honeybee

の声でスタート。

この曲のハイライトは、1〜2番の間奏でした。ドラムを叩きながらメロディーのリズムを口ずさむ玉置さん。その中でリズムに合わせて「宇都宮」と言っていました。これまで参加したコンサートで、ここで地名が入るのは初めてだったので驚きました。

3. ルーキー

原さんがドラムスティックを4回鳴らす音で開始。前奏は玉置さんのアコギだと思いますが、秋山さんのエレキギターの音も聞こえたように感じました。次回以降でも確認したいです。

この曲は、玉置さんのジェスチャーが盛んにあります。冒頭の

手を伸ばせば届きそうな星よ

では右手を前に出す動き。1番ラストの

君のためならいつだって飛んでゆく

でも同じ動作。2番ラストの

君のためなら僕だってまだやれる

では右腕をサッと広げる手振りをしていました。

4. 愛を鳴らせ

曲前に、右腕のアームカバーを気にする玉置さんの仕草がありました。カバーがズレ落ちて来たのか、何度も二の腕方向に伸ばしていました。

この曲も、ドラムスティックが4回鳴る音でスタート。前曲のルーキーと同様、玉置さんのジェスチャーが目立ちました。1番の

明日君を迎えにゆく

で右手を前に出す動き。サビの

愛を感じているんだ

では両手を広げる身振りがありました。

最後のサビに入る前の間奏では、玉置さんがマイクから離れてステージの中央へ移動し、左サイドに陣取るサポートメンバーの方へ向かって行きました。そして、ここでも何かを叫ぶような姿を目にしました。マイクから遠ざかっているのと、演奏のボリュームが大きいために、その声を耳にすることはできませんでしたが、玉置さん流のメンバーとのコミュニケーションだと感じました。

5. 置き手紙

この曲は、玉置さんの非常にゆっくりとした歌い方が目立ちます。時折、メロディーをつけずに語りかけるように歌う姿が印象に残りました。

しかし、そうした中でも迫力のある声の伸びを見せる部分もあり、目が離せません。特にそれを感じるのが、

あなたの〜〜〜道は、変えないで歩き続けて

と最後の

Way〜〜〜

のところ。特に後者は、マイクをやや身体から遠ざけながらのトーンで、シンフォニックコンサートでもよく目にしたテクニックを思い出しました。

6. 次男坊

この曲も玉置さんのボーカルが際立つバラード曲ですが、その中で所々に見られる故郷BANDメンバーによる楽器音と、玉置さんの歌声のハーモニーが記憶に残っています。1番サビ前の

人に好かれる良い人に〜

では、振り絞るような玉置さんの繊細な声が聞こえたのち、ロビンさんが演奏するチェロの音が入り、絶妙な盛り上がり感を持ってサビへ入ります。

2番と最後のサビ後は、佐野さんによるハーモニカの演奏があり、その音が

小声で父ちゃんつぶやいた/夕焼け本当に悲しいな

と、玉置さんの歌声と重なりながら始まります。こうした、ボーカルと演奏が交差するところに、何とも言えない心地良さを覚えました。

7. 黄昏はまだ遠く

この曲でも、玉置さんは2番が終わった間奏でドラムを叩きます。Honeybeeと比較すると、激しさよりも柔らかさが目立ちました。玉置さんから見て右奥にあるシンバルを、前かがみになりながら手を伸ばして叩く姿が印象的でした。

その後、マイクを持ってステージ前方へ戻ると、第1部のフィナーレへ。チェロの低音が響き渡る中、玉置さんと平岡さんが

この胸の黄昏は

を合唱し、以降の

まだ遠いから〜

を玉置さんがソロで歌い上げます。玉置さんの独唱になった部分でステージのライトが白くなり、玉置さんが強調されるところに風格を感じました。その後の

駆け抜けるあこがれは〜

以降は、平岡さんのコーラスや故郷BANDメンバーの演奏も復活。ここでも照明に変化があり、今度は一転してステージ全体が明るく照らされます。この演出から、1部のラストを全員の演奏で締めくくるといったメッセージを受け取りました。
玉置さんが最後の

つかむまで終わらない夢、どこだろう〜〜〜

を歌い終えると、マイクを持ったままステージ右奥に退場します。客席から玉置さんの姿が見えなくなる間際でマイクを掲げる姿があったので、おそらくスタッフに渡していると思います。

その後もステージ上では、故郷BANDメンバーによる、1部終了に相応しい壮大な演奏が繰り広げられます。このエンディングはかなり長く、セクションを締めくくるのにピッタリだと思いました。最後は、トオミヨウさんが右手を軽く握り締める指揮で曲が終了します。

8. △(三角)の月

この日の休憩は15分でした。

2部はサポートメンバーのInstrumental曲からスタートです。暗いステージ上を、無数の白い光が交わる照明演出の中、キーボードの音色が特徴的な演奏。これらのパフォーマンスにより、とても静かな夜がイメージされました。演奏が続くと次第に音量が上がっていき、静けさの中に若干の迫力を感じるようになります。ここで、次曲のタイトルにもある、月が照らし始めるような描写が頭に浮かびました。

メンバー全員の演奏が終わると、スポットライトがベースの千ヶ崎さんに一点集中して、ソロパフォーマンスが開始。中盤以降はよりリズム感を出るようになり、ステージからは「パチッ、パチッ」といった音も聞こえるようになりました。この音は誰が発しているのでしょうか。ベース以外のメンバーは暗いため、確認することができませんでしたが、おそらく佐野さん?と推測しています。

そのままの流れで、△(三角)の月の前奏へと移行すると、ステージの右上から△の光束が降りてきます。ここで玉置さんも登場、1部とは異なりギターを肩にかけた状態で歩いてきました。
この曲はコンサートが終わってから振り返ると、ジワジワと良さが湧き上がってくる曲だと思います。それを感じさせるのが、玉置さんの多様性あふれる歌い方。澄んだ声や低い声、疾走感のある歌い方やゆったりとした歌い方を曲の中で織り交ぜてくるので、見どころ満載です。

歌い始めは

さぁ〜〜んかくのつきぃ

とスピード感のある澄んだ声。サビも同じように

雨のハイウェ〜〜イ飛ばそう

で、まさに高速道路を疾走しているような表現。しかしそれが一転、

もっと遠くへ行けそう

では、とてもゆっくりとした歌い方にギアチェンジ。ここの

行〜け〜そう〜

の低音が、自分のお腹に響いてくるようで、そのゾクゾク感がたまりません。

2番もメリハリのある歌い方が目立つと、以降はサポートメンバーのパフォーマンスがあります。再びスポットライトがベースに当たりソロ演奏。続いて、平岡さんのソロアレンジ歌唱が始まります。後者は、初めは落ち着いたリズム感を即興で取る歌い方でスタートし、段々とボリュームアップ。最後は叫ぶ歌い方によりボルテージを上げて、このパフォーマンスが完結します。するとすぐに、

夜のハイウェイ飛ばそう

が始まり、平岡さんは

ハイウェイ〜

からコーラスに参加。ここの切り替えの速さに驚きました。

曲の最後は

僕を照らしてくれる

で玉置さんが両手を広げる姿があり、直後に秋山さんのギターフレーズからの玉置さんの「Nm〜、Nm〜」で曲が終了です。その後は、この曲でパフォーマンスの目立ったベースの千ヶ崎さん、平岡さんの順にスポットライトが当たり、玉置さんが手を向けて讃えます。両氏はそれにお辞儀をして応えていました。

9. 君だけを

この曲は、平岡さんのコーラスが玉置さんの歌声にずっと重なります。玉置さんもそれに反応するように、平岡さんの方を向いて歌う姿が印象的でした。玉置さんが客席方向を向いて歌う際には、やや前傾姿勢になって歌う姿も確認。言葉の1つ1つを噛み締めながら歌っている様子が伝わってきました。

この曲後も、光の焦点が平岡さんに当たり、玉置さんが手を向ける動きがあります。前曲と同様に、平岡さんはお辞儀で応えていました。

10. サーチライト

君なんだ、君なんだ

で行う玉置さんのジェスチャーが強く記憶に残っています。いつもと同じように、フレーズ直前で右手から左手にマイクを持ち変える玉置さん。その後、右手を客席から見て2・3階席の右側→左側へとスライド。その流れで1階席の左側→右側に手を這わせていましたが、この動作が非常にゆっくりでした。このパフォーマンス、日によって若干違って見えることが多いので、次回以降も注目します。

少し残念だったのが、前・間・後奏の際、佐野さんによるハーモニカの演奏が無かったことです。以前参加した公演で、その音色に心を奪われたため心待ちにしていましたが、この日はありませんでした。残りの公演ではこの部分をまた聴きたいと、渇望します。

11. 正義の味方

1度「ズドン!」という大音量が鳴り、曇り空の映像がスクリーンに投影されます。ここでランダムさを感じる楽器音が鳴り、やや恐怖感が植え付けられます。しかし、次第に暗雲は快晴へと変わり、赤い電光掲示板が黄色く光るモニター演出と同時に曲がスタート。

前奏の時点で観客は立ち上がり、玉置さんの「Yeah〜!」で大盛況となります。この日も1番の

僕には君がいるよ

で、両手を我々の方に向ける動き、2番の

君には僕がいるよ

では両手を広げる身振りがありました。

曲中のライトセットは、青と黄を主体にした明るい演出です。平和や幸福をイメージさせるこの表現からも、玉置さんをはじめとするコンサートを創り上げる方々が伝えたいメッセージを感じます。やや転調が起こるのが、Cメロに当たる

もう1度見せてほしいあの優しさと勇気を〜

のところ。ここでは照明が紫色になりステージ上も暗さを帯びますが、白い光によって玉置さんの姿が強調されます。ここまで明るいムードで進行してきた本曲、ここで一旦テンションが落ち着く印象がありました。

しかし、それもつかの間、玉置さんの「Yeah〜!」で再びボルテージアップして最後のサビを迎えます。個人的に、サビで好きなのが

みんなもっと、もっと

の歌い方です。とてもじっくりと、言葉を反芻するような歌い方が病みつきになります。

この曲でも、曲後には故郷BANDメンバーによるソロパフォーマンスがあります。ここでの役者は、ドラムの原さんです。この日のパフォーマンスは、とても激しいドラミングが目立った印象を持ちました。

12. JUNK LAND

そのままの流れですぐにJUNK LANDがスタート。スクリーンには、昔のテレビでよく見たようなノイズのかかった砂嵐が映し出されます。それが少し経つと、赤の背景をバックに黄色で文字が書かれた「T」の旗にチェンジ。

この曲の見どころはやはり終盤、玉置さんのフェイクと、観客とのコール&レスポンスにあると思います。後奏が始まると、右腕を振ることでメンバーを指揮。終わり間際のフェイク

タイ、タイ、タイ、タイ、タイ

では、最後に近づくにつれてゆっくり目のリズムになりました。このとき、玉置さんは中北さんの方を向いて発声しており、中北さんもその声に合わせるようにパーカッションを叩いている様子を確認できました。

そこからは観客とのC&Rへ。「Wow〜」と言いながら右手を前に出して観客を煽る玉置さん。1発目から大きな声で応える観客。観客もこのパフォーマンスに慣れてきた印象を持ちました。そこからは音程の変化が激しくなるコールに、必死で観客がついて行くといった様相に変化。「ナ〜ナナナ〜」という発声のコールも織り混ざると、最後はスピード感のある

JUNK LANDで〜

といったC&Rが3回ほど続きます。以降は、語尾を強く歌い強調する

JUNK LANDで〜!

の歌い方へ。

玉置さん「JUNK LANDで〜!」
観客「JUNK LANDで〜!」
玉置さん「JUNK LANDで〜〜!!」
観客「JUNK LANDで〜〜!!

ラストは玉置さんの

JUNK LANDで〜〜〜!!!

で終了と思いきや、右手を観客席に向けて指揮をする動作。
2日前のカルッツかわさき公演でも、同様の動きがあったことを思い出しました。川崎と異なったのは、ここで観客側のレスポンスが無かったことです。それを見た玉置さんが自身でもう1度、

JUNK LANDで〜〜〜!!!

と叫び、この曲&パフォーマンスが終了しました。

〜メンバー紹介〜

そこからはメンバー紹介へ。

「中北裕子」
「原治武」
「千ヶ崎学」
「秋山浩徳」
「佐野聡」
「ロビン・デュプイ・ロビン」
「平岡恵子」
「サウンドプロデュース&アレンジ、トオミヨウ」

やはりこの日も、佐野さんの紹介時には、佐野さんがハットを取って頭部を強調、髪をなびかせるような動きを玉置さんと行っていました。ここで、中北さんがツリーチャイムを「キラキラキラキラ」と鳴らすのもポイントです。

13. 田園

力強いドラムを起点に田園の前奏がスタート。前奏中は、大地を踏み締める馬の脚→地面を駆け抜けるスニーカー→田園風景の絵が順にスクリーン投影されます。この演出が終わると、玉置さんの発声イントロが始まります。それと同時にステージ上がオレンジのライト一色に包まれ、客席内の明かりも一斉に点きます。ステージ後方のスクリーン幕がスルスルと上がっていくことを鮮明に確認できるくらい場内は明るく、ステージ上の動きはもちろん、観客の手拍子や盛り上がっている様子までしっかりと分かります。

曲中では、1番Aメロの合いの手を秋山さんがエレキギター、2番Aメロの合いの手を佐野さんがトロンボーンで取ることを確認しました。普段は特に気に留めない部分も、強調されて聞こえるのが今年のツアーでは多い気がします。

サビのアレンジは、

愛はここにある、宇都宮にある

でした。この日は土曜日で、その後の拍手や喝采がいつもよりも大きいように感じました。

14. メロディー

田園の曲後はしばらく拍手が続いた後、右奥からスタッフが出てきてギターを渡されます。繊細な音色を鳴らしてから、

あんなにも好きだった

で歌唱がスタート。この日は、1番をとてもゆっくり歌っていた印象を受けました。間の取り方も余白があり

あの歌は聞こえてるよ

から

いつも優しくて

の間が長かったように感じました。

2番からは故郷BANDメンバーの演奏も追加。ここで生まれる絶妙な盛り上がり感が良いです。サビの

それだって楽しくやったよ、メ〜ロディー

で、地声から裏声に切り替わる部分までハッキリと聴こえてきてうっとりしました。1番は語りかけるように歌う

泣きながら〜

は、2番以降から力強いロングトーンが放たれます。

その後、間奏を経てラストへ。サビ半分

遠い空、流されても〜

を歌い終えると、楽団の演奏が少しずつ消えて玉置さんの1人舞台に移行します。マイクスタンドから離れて、ステージのやや右側に移動する玉置さん。

君のこと忘れないよ

を歌いながら、右手を右耳、左手を左耳の順にかけてイヤモニを外していきます。ここからは再び玉置さんのペース。最後のロングトーン

泣かないで〜〜〜

がダイレクトに響いてきて感動します。その後は

あの歌は心から聞こえてるよ・・・Mn〜

まで丁寧に歌い上げて終了。この声を聞き届けると、一瞬場内がシーンとなり、玉置さんがお辞儀をすると同時に客席から拍手が上がります。

曲後は拍手の中、玉置さんを中心としてサポートメンバーが1列に並び、全員で手を繋いで一礼。そこから、玉置さんがメンバーの後ろを通り、最も左側へ移動します。ここで玉置さんがサポートメンバーに手を向けて、賞賛・拍手をする姿がありました。このタイミングでメンバーは退場、1人1人が玉置さんとハイタッチをしてステージを後にします。

その後、玉置さんが1人ステージに残るといった状況になると、左側にある楽器から順に手を伸ばし、リスペクトするジェスチャー。最後「V」ドラムの番になると、ステージ右奥で待機しているスタッフを呼ぶ玉置さん。スタッフが出てきて、「V」ドラムのみをセットから取り外すと、玉置さんがドラムをステージの前に置き、「V」がよく見えるよう観客席に向けてくれます。その流れで「ドン、ドン」と足で音を鳴らす玉置さん、最後にはドラムを撫でる仕草もありました。

15. 夏の終りのハーモニー

拍手喝采が会場に包まれているところ、玉置さんがマイク前に戻ってきます。ここで「今日の…」と一言。以降は観客との合唱になります。フレーズ間は、玉置さんのハミングが我々をリードします。このとき、両腕を前に出し、振り子のように揺らすことで、メトロノームに似た役割を果たしています。サビでも同様の姿を見ますが、終盤の

ステキな夢、あこ〜が〜れを〜

の後に入る玉置さんのフェイクが激しく、“玉置さん×観客のハーモニー”を感じさせます。直後は、玉置さんの腕振りの指揮に合わせて、

いつまでもずっと忘れずに〜〜〜

で終了です。

ここで再び拍手が起こり玉置さんが退場、コンサートも終演になります。その後も観客の拍手が続きますが、思いの外あっさりと館内アナウンスがかかりました。その後は、オルゴール調の「メロディー」がホール内にゆっくりと流れ、その中を観客も退場して行きました。

以下、楽曲のセットリストです。

3. セットリスト

玉置浩二 Concert Tour 2023
故郷BAND ~田園~
9月9日
宇都宮市文化会館
セットリスト


【一部】
1. CAFE JAPAN
2. Honeybee
3. ルーキー
4. 愛を鳴らせ
5. 置き手紙
6. 次男坊
7. 黄昏はまだ遠く
【二部】
8. △(三角)の月
9. 君だけを
10. サーチライト
11. 正義の味方
12. JUNK LAND
〜メンバー紹介〜
13. 田園
14. メロディー
【アンコール】
15. 夏の終りのハーモニー(合唱)

4. 公演後の様子

公演後の会場の様子です。

この日も、楽しそうに歌う玉置さんの姿が印象的でした。本文を書いている段階では、大阪・北海道公演が開催されているところで、各地でも大盛況となったことが伺えます。私の次回参加は、10月1日の大宮ソニックシティ公演です。またパワーアップをした故郷BANDの音楽を聴けることを楽しみに待ちます。それまでに、公演の予復習も兼ねて、各曲の注目ポイントをさらに網羅的にまとめた記事をもう1本出す予定です。

こばかず

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【今後のコンサート参加予定】

billboard classics 玉置浩二
LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2025
"ODE TO JOY"
Coming Soon…

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